スペインメーカーの服をまとい、イタリア家電に救われる~その1 

先ず初めに断わっておきたいのは、私はファッションにうるさいタイプではなく、むしろトレンドには疎い方で、ただ しいて言えば、自分に合った自分好みのものでなければ嫌だと思っている。そして、できるだけ洋服にお金をかけたくないとも思っている。

そして、「キッチン用品や家電は海外製(西欧)に限る」などと思ったことは これまで一度もなく、できるだけ国産の良品を使いたいと思っている。

ところが、洋服に関しては、ここ数年 困った問題が起きていた。そして、家電に関しても、数十年間愛用していたものが突然壊れてしまい、しかも後継商品がないと知り、困りはてた。


まず洋服の問題は…
 私は肩幅が広く、しかもいかり肩で、
現在売られている日本のメーカーの洋服では、肩がきつすぎる。着られるブラウスや上着は、サイズがXLとか2L以上、もしくは13号以上でないとムリ
デパートやスーパーでは「大きいサイズ」というコーナーが設けられているが、そのコーナーに行くこと自体気がめいるし、選択肢が少なすぎて、なかなか素敵だと思える商品に出合えない。
ところが、10数年前に買った当時Lサイズのブラウスやジャケットは難なく着られるのだ。ということは、当時と今とでは、肩幅の規格が大きく異なるのだろう。体のサイズは変わっていないのに、服の方が変わってしまったのだ。
従って、最近はユニクロでばかり洋服を買っている。普段着としては最高のブランドだと思う。しかし、おしゃれ着と言える商品がないことが悩みの種。海外のブランドの製品ならば、自分好みでしかもサイズが合うおしゃれ着はいくらでもあるのだろうが、前述のとおり「洋服にお金をかけたくない」となると、絶望的。そう思っていた。

ある日、ふと思いついて、「肩幅広い ブランド」とかなんとかのキーワードでググってみたところ、YAHOO知恵袋の質問の回答で「ZARA(リンク先:公式ネットショップ)というブランド名を見つけた。

アイテムを観ていくと、デザインがいいし
商品によってはXLのサイズもある
しかもスーパーマーケット並みに価格が安い
配送料が無料なので、試しに気にいったブラウスとジャケットをネットショップで購入してみることにした。

商品が到着して驚いた。仕立てがとても良い。スペインのブランドだが、made in Moroccoだ。
手仕事王国(かつてモロッコ旅行をした経験から勝手に命名)モロッコ製なら安心できる!
ジャケットは袖丈が若干長かったが、自分の中では許容範囲以内。ブラウスは、新たなデザインがアップされたらまた購入してみたいと思う程気に入った。

今度は、ターミナル駅の丸井にあるらしいショップの方にも行ってみたいと思っている。果たしてXLサイズの商品が店頭にあるかどうかは不明だが。

そう思いつつ、なかなかショップに行けずにいた先日、たまたまつけていたテレビのニュースで
フォーブス誌による「2016年版世界長寿番付」の発表をしていた。普段はほとんど興味を示さないニュース項目だが、米国共和党のトランプ氏が○○位…と発表されていたためテレビに目を向けると、字幕で番付3位までを表示していた。
1位のビル・ゲイツの次、
2位に何とZARAの経営者 アマンシオ・オルテガの名を見つけて驚いた。
まさかこんなに儲けている=世界的に認知され、支持されているメーカーだとは思ってもみなかった。

zara 経営者で検索すると、様々な記事が出てくる。
東洋経済onlineの過去記事によると、2015年の10月にはビル・ゲイツを抜いて、長者番付1位に輝いた時期もあったようだ。

てっきり大資産家一家の出なのかと思いきや、このオルテガ氏
wikipediaによると、
貧しい家の出身で、義務教育しか受けておらず、長い下積み経験のある いわゆるたたき上げなのだ。
たとえ恵まれない育ちであったとしても、世界の富豪になれるチャンスがある。その人の努力次第で。ということを改めて知り、何だか嬉しくなってくる。

その一方で、品質やデザインで世界No.1だったはずの家電までもが国外製品に頼らざるをえない状況になってみると、日本のメーカーは大丈夫なのか?日本の将来は?と不安な気持ちに襲われる。 
  つづく

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