スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
FC2 Blog Ranking

青い鳥探し~その2 

年をまたいで「青い鳥探し~その1」の続きです。

マダム・ドルノワ(マダム・ドーノワ)が書いた「青い鳥」
どんなお話なのか?
ドイツ語がわからない為、検索して出てきたのは、

バレエ「眠れる森の美女」(チャイコフスキー作曲)の中に
別のお話である「青い鳥」も挿入され、
青い鳥となった王と姫とが踊るシーンがあるらしく…



これですね!
その原作のストーリーを紹介するいくつかのブログ(あるいはサイト)を見つけました。

例えばAngelさんの書かれた
 こちら「青い鳥」のお話

継母とその連れ子によって幽閉されたお姫様フローラと
遠き国より来る若き王との悲恋。王は青い鳥に変えられてしまうが、
最後はハッピーエンド

というストーリー。
おおよその内容がわかりました。しかし同時に、疑問点もいくつか浮上しました。

その1)お姫様の名前ですが、こちらは「フローラ」
「フロリーヌ」
となっていますが、私が所持する
ドイツ語版「Der Blaue Vogel」では、
姫の名がPrinzessin Rose、つまりバラ姫となっているのです。
王の名前も異なります。

その2)Angelさんによると、原作は「フランス妖精物語」の中の「ロゼット姫」という童話集に入っている

とありますが、これは、「フランス妖精物語」という童話集のなかの「ロゼット姫」という作品 という意味か?
あるいは「ロゼット姫」シリーズのようなものがあり、その内の一つの作品 ということか?
では何故、姫の名前はフローラなのか?
タイトルは「青い鳥」ではなく「ロゼット姫」?

何が何だか、さっぱりわかりません。

さらに検索を進めていくと、フランス文学者・翻訳家の
新倉朗子さんの論文「オーノワ夫人の妖精物語集について」の中で、
「青い鳥」と「ロゼット姫」が、それぞれ別の話として扱われていました。しかも、「ロゼット姫」の備考欄に
「結末のエピソードでヒロインを助ける犬が活躍するモチーフが入っている」とあり、「青い鳥」に犬は出てこないため、明らかに別の話であることが判明。

ということは、先のAngelさんをはじめ、多くのブロガーさんが、勘違いをしている可能性が出てきました。
少なくとも、研究費の助成を受けたフランス児童文学史研究者(新倉朗子さん)が書かれていることが、より真実に近いはずです。

ただ、実際に二つの話を読み比べてみないとわからないですし、できれば、私が持っている本の日本語訳を入手したい。

そんな折、スコットランドの詩人にして翻訳家・民俗学者の
アンドルー・ラング(Andrew Lang)が、『世界童話集 』を編纂しており、


みどりいろの童話集』に「青い鳥」が、


あかいろの童話集』に「ロゼット姫」が収められていることがわかりました。

英語による物語の概要も明らかに。
 ・こちらThe Blue Bird
     Princess Rosette

ただ、やはり姫の名は「フロリーヌ」。


そして急展開…

     つづく
FC2 Blog Ranking

日記日記

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://siccomesiciliana.blog9.fc2.com/tb.php/710-70ce892a

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。