象のブックカバーの店へ行く 

先日の記事 象で飾られる日を夢見ての中で、行きたい本屋としてご紹介した
あゆみブックスの綱島店。帰宅途中に立ち寄ってきました。夜24時まで営業というのは、利用者にとっては大変ありがたい。

さて、綱島駅の東口を出て約1分。信号待ちしたので2分かな?大通りぞいにある大きめの店舗でした。
昨年の8月にリニューアルしたとあって、綺麗なお店です。

先ず、文庫コーナーへ。amazonで一度は注文したものの、
発送が10月末だと知り、注文をキャンセルした「ココ・アヴァン・シャネル下巻」をすぐに見つけて手に持ち、心の中で「これで、文庫本のブックカバー、ゲット!」とつぶやく。
今度は、単行本のブックカバーを入手するために単行本のコーナーへ。
あゆみブックス象のブックカバーは、本のサイズによってデザインが異なるのです。3種類ある内、最低でも文庫用と普通サイズの単行本用、この2種類は欲しいなと思っていました。

好きなジャンル、外国文学のコーナーへ行くと、読みたいと思っていながら、未だに購入していなかった本を発見。
白い紙シリン・ネザマフィ 著「白い紙」。これは、翻訳物ではなく、現在日本にお住まいのイラン人女性 シリン・ネザマフィさんが日本語で書き、文學界新人賞を受賞した小説です。芥川賞候補にもなりましたが、選にもれました。この本には、「白い紙」の他に、「サラム」というタイトルの留学生文学賞受賞作品も収められており、この新人作家のお手並みを拝見するには、この一冊で十分ではないかと思います。

書店の他のコーナー、新書コーナーや芸術関連コーナーなどを回り、他に買いたい本が見つからなかったので、レジカウンターへ。


すると、
あっ、ここにも…
象しおり店オリジナルのしおりが。<クリックで画像拡大>

本のカバーもしてもらい、お店の方が、本を手提げ袋に入れようとしていたので、
「けっこうです。」と、一旦は断ったものの、その手提げ袋を観たら、ここにもあの象が。
すかさず、「やっぱり、入れてください。」とお願いしました。

そう。象のイラストは、カバーだけではなく、しおりにも、手提げ袋にもプリントされていたんです。嬉しいです!

電車の中で、しおりのイラストをじっくり眺めた後、ひっくり返して裏側を観てみると、面白いことが載っていました。あゆみブックスの前身は「書肆(本屋の意味) 文禄堂」で、文豪 谷崎潤一郎が幼い頃に通った本屋だったそうです。「幼年時代」という作品に出てきます。
谷崎の時代には、もちろんこのブックカバーはありませんが、子供時代、あるいは学生時代にあゆみブックスに行き、この象のブックカバーがきっかけで、本が好きになったり、この本屋に通うのが楽しみになっ人たちが少なからずいるのではないかなと思うのです。

何故なら、「同じ本を買うなら、この本屋でまた買いたいな。」
私が、そう思ったからです。

[追記]象といえば、今話題のあの人の所属チームのエンブレムにも、象がついてましたね。
 ・過去の記事森本、シチリアへGo!(2006年7月)

 ・関連記事紙好き、至福の時
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コメント

象のしおりも可愛いですね。
私が行ってた本屋さんは無地のカバーの店ばかりでした。こんなカバーならちょっと嬉しいかも。

本の種類も充実している印象ですが、大きい本屋さんって、見るだけでも楽しいですね。

創さん

最近は、ちょっと立ち寄ってみる程度にしか本屋を利用していませんでしたが、新しい本屋の発掘、再び始めてみようかなという気になりました。

本屋、大好きです。今回はカバー目当てで訪れたのですが、読みたい本がすぐに見つかったので、その点でも評価できます。売り場面積が広くても、ちっともいい本が見つからない場合もありますもの。
そういう時って、どっと疲れます。

象のブックカバー

かわいいですね。^^
いい本やさんに出会えて、よかったですね。
ココ・アヴァン・シャネル、面白いですか?

ぶーけさん

お気に入り店を見つけられて、嬉しいです。

本の方の「ココ・アヴァン・シャネル」なかなかいいですよ。シャネルという有名人のドラマティックな人生を謳い上げる~というスタンスではなく、淡々と、しかし鋭く、シャネル本人が隠していた真実を、一枚ずつベールをはがすように明らかにしていく、という印象です。

象!

オルサさんが画像を挙げてある栞、かわいいです!色合いも線描風の絵も。リンクを貼ってある画像、2番目はちょっと怖いかな(笑)
でも、こういうキャラクターがあると、それを目当てに通いたくなる・・・、きっとありますよね(私はロバだったら間違いなくカバーを集めそう・笑)
ところで、ネザーマフィさんの「白い紙」イランに「文學界」を取り寄せて読んだのですが、この単行本は表紙もとても素敵だったのですね~。こちらが出るまで待てばよかったかしら・・・

mitraさん

確かに、2つ目の象は怖いですよね。象というより、鯨のように見えます。陸に上がった鯨?ちなみにこのイラストは、永井一正さんという相当有名なグラフィックデザイナーの方が手がけられたものだそうです。Wikipediaによると、古いところでは札幌五輪マークのデザインや最近のものでは東京電力、三菱UFJフィナンシャル、つくばエクスプレス他たくさんのシンボルマークのデザイン、そして、動物を描いたポスターなどで知られる大御所だとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E4%B8%80%E6%AD%A3

mitraさんはロバがお好きですか。馬やラバに比べると小さくて可愛いですよね。

ネザーマフィさんの「白い紙」、単行本化される前に取り寄せてお読みでしたか。「サラム」の方も、登場人物の悲しい現実に、読んでいて胸が締め付けられるような思いでした。機会がおありでいたら、こちらのほうもどうぞ。

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