買わなかった本たち<1> 

これからシリーズ化していこうと思っているテーマを、一つ考え付きました。
読む方にとっては、面白くも何ともない内容となってしまう可能性大ですが、
買わなかった本」を紹介しようと思うんです。

厳密に言うと、事情があって買わなかった本

興味はすごくあるけれど、値段が高すぎて、手が出せない本だとか、
読む本がたくさんあるから、今のところは買うのを控えておくけれど、いずれ気が向いたら買うであろう本。
中には、買わないのではなく、絶版で、しかも古本ショップサイトにも載っていないので買うことができない本、あるいは、日本語訳されていないため、現段階では購入不可能な本なども含みます。

読みたいと思ったのに、買っていない本が相当数あるんですよね
暫くたってから、あの本をやはり買いたいと思うことがあるし、日本語版の出版を待つ場合にも、日記代わりに、買わなかった本の記録、しかもどういう経緯で読みたかったのかを記録しておけば便利かな、と思ったのです。


さて、一回目の今日は、
昭和初期に夫と共にドイツに留学した女性の自伝。

バウハウス彼女の存在を知ったきっかけは、ドイツのベルリンにあるバウハウス資料館の美術館を訪れた友人が、絵葉書に書いてきた
「Michiko Yamawakiという日本女性が作った敷物も展示されていて驚いた。」という一文。

バウハウスとは、1919年、ドイツのワイマールに設立された美術(工芸・写真・デザイン等を含む)と建築に関する総合的な教育を行った学校。1933年、ナチスにより閉校。

ヨーロッパの建築物を紹介するテレビ番組などで、「バウハウスの精神を~」とか「バウハウスの機能美が~」「バウハウスの影響が色濃く~」などと耳にすることがありますが、その合理主義・機能主義を主軸としたバウハウス的なるものは、アール・ヌーヴォーが大好きで、エジプトやギリシャ、ローマの古代様式に憧れる私には、正直な所、あまり美しいとは思えません。しかし、バウハウス(1919~1933)で学んだたった3人の日本人の内の一人だったMichiko Yamawaki(山脇道子)さんの作品とは、いったいどんなもので、どういう経緯で渡独したのか。山脇道子さんという人物やその作品への興味が湧いてきます。

残念ながら、作品の画像をネットで探すことはできませんでしたが、彼女が
バウハウスと茶の湯」という本を書いていたことを知りました。

何故、茶の湯?

山脇道子さんの父親は、茶人だったそうです。日本の伝統美を愛でる父の下で育った女性が、建築家の夫がバウハウスに留学する際に同伴し、自分も入学を許され、当時最先端だったモダンデザインを学ぶ。抽象絵画の創始者と言われているカンディンスキーの指導も直接受けたようです。本人は当時、どのような心持でいたのでしょう?西洋の美を、どのように捉えていたのでしょう?

読みたい。この本。

でも、古本の値段、ちょっと高いかな。バウハウス自体は好みではないし…。

ということで、購入保留の本となりました。
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今日の一冊本・雑誌

コメント

あるある!

神の思し召しで戻ってきたので(笑)
もうそれはそれはたくさんあります。
買わない本たち!
私は、書評や出版社の出しているカタログなどを切り抜いて取ってあります。
最近ついに観念して購入したのが『ハディース』預言者言行録です。
古本で出なかったのです。
そして、イスラーム系の本をよんでいると、必ずと言っていいほど「ハディースでは~」と出てくるのです。
イスラーム時代の百科事典的な本なので、何かのときに必要な項目だけ読む本。
そのたびに図書館に行くわけにも行かず…

本線から思いっきり外れえ、ドツボにはまることも多々あります。
確かに興味はわきますが、私もこの本、買うにはいたらないです。

再び碧さん

私は、読んでいる本の中に出てくる書名を書き留めておいたり、書評や広告で見た本のタイトルを切り抜いておいて、PCを使う際に、amazonでチェックするんです。それらの本を全て買っていたら、膨大な数になりますから、クチコミを参考にして、今すぐ読みたいわけではない本は、高価な本などと共に専用の小箱に移します。たま~にその箱の中身を再チェックし、もういらないやと購入予定から没へとなるもの多いです。

大枚をはたいて購入した本、私の場合はないですが、異郷のタイトルの誘惑に負けて買い、読み始めたものの、つまらなくてそのへんにポイって本は何冊かあります。

バウハウス

私もバウハウスを建築そのものとして美しいと感じる心は残念ながら持ち合わせていません。いくら現代建築として完璧な機能美だと言われても・・。私もオルサさんと同じで、古代ギリシャ・ローマの建築やスペイン・モデルニスモの建築が大好きなタイプなので、様式的に美しいと思えるもの以外には、あまり反応しないのです。(あ、同名のゴシック・ロックバンドは大ファンですが・笑)
ですが、やはりバウハウスに関連した画家たちには非常に関心がありますし、クレーが学長として赴任していた時代のことなど想像すると、あ~一度くらいは現地に足を運んでみたいかな~と、思いもします。
しかし、『バウハウスと茶の湯』は、タイトルとしてあまりにぶっ飛び過ぎ!(笑)
「次点」になった本たち、「いつかは!」と思う本たち、人生において、たくさんありますよね。私はわりと「とりあえず買っとく派」ではあるのですが・・・。

mitraさん(近代建築)

以前、イタリア人の友人達と、パリの街を散策したことがありました。私は古い建物が好き、友人達は、近代的な建物が好き。困りました。結局、お互いに妥協しあいながら、古い町並みと新しい町並みをほぼ半分ずつ。

彼らはまだ日本に来たことがないのですが、きっと東京の街は気に入ることでしょう。『バウハウスと茶の湯』じゃないですが、超近代的なビルのお洒落な空間で茶道体験なぞしたものなら、狂喜乱舞することでしょう。

ちなみに、私がベルリンに行ったなら、少し足を伸ばして、ポツダムのサンスーシ宮殿に是非とも行きたいです。

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