フランスの色を楽しむ 

フランスの色名事典に載っているマカロン色(Macaron)とは、どんな色かご存知ですか?
そして、マリー・アントワネット色(Marie Antoinette)とは?






答えは…
色 マカロン色 マリーアントワネット
これ、私が今読んでいる「フランスの伝統色
フランスの伝統色に載っています。
この本、偶然本屋で見つけ、衝動買いしたんです。
しかも、お目当ての新書コーナーに行く途中、どこぞのおじ様が本棚の前を占領していて、「早くどいてくれないかなぁ~」と、望み薄の希望を持ちつつ、何とか端っこから攻めようと遠回りしている途中で見つけた、いわば塞翁が馬的発掘物。

4年前、藍色は群青に、薄暮は紫に という記事の中で、「ポケットサイズの色図鑑を持っています。」と書いたことがありましたが、色というものに大変興味があり、日々、好きな色や珍しい色を見つけては心躍らせている私への、誰かからの贈り物のような本。

270色の、あくまでもフランスの色名にこだわった色見本であり、
命名の由来や歴史の簡潔な説明に加え、一部の色に関しては、フランス人がその色に抱くイメージや日本名や英語名についての補足説明もあり、知的好奇心を大いに刺激する読み物です。
そして、見開きの左側の各ページに配された色鮮やかな写真。例えば、黄色の花が黄金の絨毯ように輝く春のプロヴァンスの写真や、思わず買いたくなるボアシエ(Boissier)のマロングラッセとお洒落な缶の写真や、ロココ文化の華やかさを象徴するような華麗なピンク色のセーヴル焼の写真など、上質な写真がページをめくる度に目に飛び込んできて、ワクワクしてきます。
そう。読んで、観て、楽しい本なのです。


色名の中には、画家の名前が付けられたものもあるんです。

例えば
ブルー ピカソブルー マティスブルー モネ

この3つのブルー。画質が悪くて、観づらいかと思いますが、
マティス、モネ、ピカソ、その3人の名前が付いているのですが、どれに誰の名前が付いているか、おわかりでしょうか?
カーソルを、色のところに近づけると、答えがわかってしまうのですが…




正解は、

ピカソ(Bleu de Picasso)、マティス(Bleu de Matisse)、
モネ(Bleu de Monet)です。
ブルー・ドゥ・ピカソ色は、ピカソの青の時代に多用していた青色です。

画家の名前が付いた色名、他にも、マリー・ローランサンのグレイや、ヴァン・ダイクのブラウンなんていうのもあるんですよ。

色、色名って、知れば知るほど面白いですね。
今後益々、色に夢中になりそうです。
 ・参照「色」関連本(amazon)

 ・関連記事色の旅 紀元前のイタリアへ
アボカド・グリーンのダスター
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コメント

フランスの色

いかにもフランスの色という感じですね。素敵。フランスの文化や歴史、食などとつながって色の世界が広がりそう。私もこの本、欲しくなりました。
先日、ギリシャブログにいただいたコメントに青の呼称が話題になりましたが、あの時は大事にしている「日本伝統色 色名辞典」を開いたんですよ。日本の色の名前も美しいですよね。

ところでクリムトのアテナの手にのっている女性。あれから思いついたのはニケではないかということです。戦いの女神なので時々、勝利の女神を手にしている像があったので・・。解釈よりクリムトの筆致や色彩ですが、ちょっと気になったので。

私も!

色彩辞典持っています。
あとは500色の色鉛筆。
アトリエを持ったら、この色鉛筆を並べて…と思い描いて早…(キョロキョロ)
この本は本当、衝動買いしそう!
ああ、今年は全然染物をしていません。
折り紙展が11月…
やる事いっぱいです。

欲しい!

オルサさん、ご無沙汰しております!
この本いいなあ。すごく欲しい!ガラスの色名はあまり面白くないんです(なんせ数が多いのでただの番号だったりします)が、これだと色に親しみが持てますね。
正解はピカソ、マティス、モネでしたかー。私は3択であることすら飛び越し、いきなり「これゴーギャン!」とか言ってしまいました。全然違った・・・(涙)

さらさ さん

コメントに書いてくださった日本の色名のオンパレードに「お~」って感激したんですよ。
http://luludia.exblog.jp/10922820/

私も、日本伝統色に関する本を数冊持っています。その内一冊は、草木染の専門家が書かれたもの。この機会に、その本とこのフランス伝統色とを見比べてみたいと思います。

さて、クリムトのアテナの手にのっている女性ですが、以前録画しておいたクリムト特集でそのことについての言及がないかと、たった今見直してみましたが、残念ながら触れられていませんでした。ネットで検索してみたところ、さらささんの推理が当たっているみたいです。
http://lohas-style-blog.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-9fec.html

また、擬人像ヌーダ・ヴェリタスであるとする説もあるようです。ご参考になさってください。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/feature/hokkaido1248854238252_02/news/20090729-OYT8T00727.htm

碧さん

例のあの500色の色鉛筆、お持ちでしたか。欲しくて欲しくて、でも、使うとしたら、グリーティングカードを送るときに、少し彩色するのに使う程度だろうと、我慢しています。絵を観るのが好きでも、描けないんです。下手くそで。唯一描けるのがテディベアの顔?

「アトリエ」いい響きですね。オープンが決まったら、花束を送らせてくださいね。

ケトルさん

>ゴーギャン!
ケトルさんはやっぱり、アーティスティックな感覚の持ち主なんですよぉ。

この本のいいところは、全色のマンセル値(何のことだか私にはさっぱり)、CMYK値、RGB値、そしてWeb値(例:#009856)が載っている点。私はRGB値を元に、色を再現しました。今後、テンプレートをカスタマイズするときに、参考になりそうです。
是非一度、手にしてみてください。

面白いですね

マカロン色は右側をイメージしてました。アントワネットの華やかなイメージなんですね。

日本の色名(茜色とか萌黄色とか)も好きですけど、フランスの色名も面白いですね。こういう本、見ているだけで楽しそうです。番号がついているだけよりも想像が膨らみますね^^

創さん

マカロン色、私も最初観た時、「えっ?」という感じだったのですが、オーソドックスなバニラとかアーモンドとかって、こんな色してますよね。

最後の方に、基本色の一覧があったのですが、よーく観るとどの色も、例えばフランスの「赤」と、私達日本人が「赤」と認識している色とは、微妙に違うような気がします。フランスの「黄色」は、山吹色に見えます。意外な様で、当然といえば当然とも言えます。景色の色合い、野菜や果物の色合いが違いますもの。面白い発見です。

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