星いくつ? 

ホテルやレストランの格付けで有名な「ミシュラン・ガイド」。このガイドブックが遂に、「日本」を紹介する「ミシュラン・ガイド~日本~」の発行を、2年後の2007年2月を目途に考えていることが明らかになった。この実現には、日本政府が今進めている「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環として、日本の国際観光振興機構が、昨冬からミシュラン社と交渉を重ねてきた、という背景があるらしい。日本への観光客増加をにらんでの働きがけだったわけだ。

今年の秋から半年間、ミシュランのチームが日本に滞在して取材をし、パリに戻ってから1年がかりでガイドブック製作にとりかかる予定だという。あくまでも、日本に観光客を呼び込むためのものなので、初版はフランス語のみで5000部の発行予定。その後、英語版やドイツ語版の発行を予定しているとの事。どんな店がいくつの星を獲得するのか、興味が尽きない。

「ミシュラン・ガイド」といえば、以前読んだパスカル・レミ著
裏ミシュラン~ヴェールを剥がされた美食の権威」(出版:マーケット プレイス)を思い出さずにはいられない。4901784587.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpg著者自身、16年間ミシュラン・ガイドの調査員を務めてきた人で、退社後にこの本を上梓し、フランスで物議をかもしたという、いわくつきの一冊だ。星の数に一喜一憂しているであろうホテル経営者、レストラン経営者は、こぞって読んだのではないだろうか?

3年前に、日本人として初めて、パリの「レストランひらまつ」で一つ星を獲得した平松博利氏は著書の中で、フランスのレストランにおける「星を獲得すること」の意義は、想像がつかないほどに大きかったと回想している。現にフランスでは、星の数を落としたことが主な原因だったのではないか、とささやかれているある料理人の自殺という現実まである。

今度出版される日本のガイドブックは、どれほど認知度の高いものに仕上がるか判らないが、私も含めてブランドやヨーロッパに弱い日本人。「ミシュラン」旋風が日本に吹き荒れるのか?
 ・参照「ミシュランガイド東京2008」初版が完売(幸せテディベアのモノローグ)
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