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ディスカバリー ミュージック 

desert.jpgきのう、CDショップHMVで見つけたお奨めCDをご紹介しましょう。一つ目が、CSやBSで放送中の、かのディスカバリー・チャンネル(世界の秘境や文化の起源探究、事象の科学的アプローチなど、たいへん興味深い番組)から出ている「最新ガイドto world music シリーズ」の中の一枚、Desert Voices(デザート ヴォイシーズ)」。北アフリカ~アラブ圏のアーチスト編で、収録アーチストの国籍は、アルジェリア・モロッコ・エジプト・マリ・スーダン・レバノン・パレスチナそしてイラク。一口にアラブ、北アフリカといっても、ディスカバリーのセレクトはバラエティーに富み、特にアラブ音楽に興味がない方でも、その魅力を十分に楽しめるだろう。

一例を挙げると、アルジェリアのRachid Taha(ラシッド・タハ)の「Hey Anta」。砂漠の中を4駆で疾走するような気持ちよさと高揚感が魅力。一方、レバノンのZad Moultaka(ザド・ムルタカ)の「Là Ta'zhoulih」は女声アカペラ2重唱で、カトリックの宗教音楽、グレゴリア聖歌を彷彿とさせる荘厳さに溢れている。さらに、サラ・ブライトマンとの競演や、'04アテネオリンピックの公式アルバムで、知名度を着実に上げていると思われるイラクの人気ポピュラー歌手、Kazem Al Saher(カゼム・アル サヒール)の「Muskateel」も収録されていて、とても贅沢なセレクション。20050619203722.jpg

お奨めのもう一枚が、南イタリア プーリア州出身のMimmo Epifani(ミンモ・エピファニ)率いるEpifani barbers(エピファニ・バーバース)のアルバムMarannui(マラヌイ)」だ。世界地図でイタリアの位置を確かめてみると、南イタリアは、海を挟んで北アフリカのチュニジアや旧ユーゴのバルカン半島、ギリシャが非常に近いことに気が付く。事実、歴史を紐解くと、ギリシャやアラブ支配の時期があり、その名残を現在も建築物に見ることができる。北イタリアとは異なる文化を持つ南イタリアは、非常に土着的な異文化の影響を感じずにはいられない独自の音楽文化をも持っていた。今回このアルバムに付いていたブックレットを読んで知ったのだが、プーリア州にはタランテッラと呼ばれる舞踏音楽があり、もともとは、毒蜘蛛タランチュラに咬まれた女性の解毒を促すための舞踏音楽だったとか。聞く者をトランス状態に導くこの音楽と、地中海の様々な地域の音楽を融合させたこのアルバムは、ミンモが奏でるマンドリンとアコーディオンをベースにパーカッションやギターが、聞くものに新たな世界観を提供する。私は初めて体感したのだが、収録曲「vientu(風)」を聞いたとき、音楽が自分の肌から染み込んでいくような感覚をおぼえた。タランテッラが蜘蛛の毒を解毒するように、私の体内の毒も吐き出させてくれているのだろうか?
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コメント

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TBありがとうございます。地中海
音楽は,私にとってタイムリーな
話題です。ラシッド・タハは
気になっていたのです。
こないだもあやうく買いそこなった
のです(変な表現ですが)。また
タランテッラという舞踏音楽も初耳で興味深いです。改めて感謝!!

NAKAさん

地中海って、エリアが広く、しかも様々な文化が交じり合って、音楽も面白いものがいろいろあるようですね。

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