初めての赤毛のアン~その4 

初めての赤毛のアン~その1 
初めての赤毛のアン~その2

そして、「美しいローレット」のあらすじをご紹介した
初めての赤毛のアン~その3


少女冒険小説とも言えるこの「美しいローレット」。小学生の私は、読み終わった後も、ず~っとこの話の余韻に浸っていたことを覚えています。エキゾチックなエジプトを舞台に、美しく、しかも機転の利く主人公ローレットが大活躍。ローレットのお兄さんとアネスの恋の成就というおまけも付いて、夢見る少女にとっては、これほど感動させられる本はありませんでした。
ではなぜ、当時、講談社「世界少女小説全集」の他の本を読んでみたいと思わなかったのか?後ろのページに出ている全集の一覧も、他の本の紹介文も、見た記憶がありません。

それは恐らく、ローレットのお話が自分にとっては最高のストーリーで、同じシリーズのその他の本には興味がなかったのでしょう。これ以上のお話があるわけないと。

しかし、それ程気に入っていたのならば、友達や周りの人たちに、この本がいかに面白い内容で、自分がどれだけ好きなのかを話して聞かせてもよさそうなのに、その記憶が全く無いのです。妹に読んでみるように薦めたことさえありませんでした。どういうことなんでしょう?

それは、自分が大好きなものを、心の奥にそっとしまって、誰にも見せたくないというような気持ちが働いたのではないかと思います。今の自分であったなら、こんな風にブログの記事にしたり、友達に話したりすると思うのですが、当時の私は、自分が大切に思うその気持ちを、きちんと理解してくれる人、特に大人が、周りには居ないと思っていたのかもしれません。


さて、この本を、今の姪達の世代に読ませたいと思うのですが、自分の本を貸す以外には方法がなさそうです。ここ何十年、重版も復刊もされていないようで、ネットで古本を探しても、出てきたのがたったの一冊。しかも3,000円の値が付いています。
 ・こちら古書あやかしや

いやはや。とても残念です。
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読んだ本。本・雑誌

コメント

こんなに素敵な内容の本が既に流通していないのは残念ですね。
となるとオルサさんの所有している本は貴重品ですね。

私は甥っ子とベルリンに住む友人の息子さんにと思い「妖怪大百科」を取り寄せました。

子供のころ結構こういった本に自分やきょうだいが夢中になりました。ファンタジーの世界を頭の中で広げて欲しいという希望も込めて。

特に異国に住む日本人である友達の息子さんには”日本の文化”の一端に接してもらえたらって思ったりして。
大きなお世話でしょうか?ははは。

まずは甥っ子たちの反応が楽しみです。

ニキータさん

「妖怪大百科」、タイトルだけ見ると怖そうですけど、テレビでよく見ていたゲゲゲの鬼太郎だって妖怪ですものね。子供が好みそうですね。

海外に住んでいる場合、日本の書物がどの程度入手できるものなのか知らないのですが、当然、日本にいる場合に比べたら入手しづらいのだろうと思います。お友達も、そしてその息子さんも、喜ばれるでしょうね。

それがなやみ

そうなんです!どの話も面白いので、金の星に復刻要求の手紙を出したこともあります。
貸すには、あまりにも状態が悪い(読みすぎ)のです。
日のあたらないところに大事にしまって、年に一度虫干しがてら読むのが楽しみです。
ナンシーが当たったら、他のもお願いしますとまた、お願い使用かしら?

碧 さん

ほほう、復刻願いの手紙を出されたことがあるんですか。さすがは碧さん。
金の星社から出ている「少女探偵ナンシー」ですが、さっそく読んでみましたよ。この作品が、1939年に書かれたものとは驚きです。

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