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シチリアの騎士道~完結編<1> 

teatro_massimo.jpg感動の余韻がまだ残っています。前に書いたパレルモ・マッシモ劇場(Teatro Massimo)初来日オペラ。
今日、観にでかけたのです。過去の記事は、
シチリアの騎士道~その1
シチリアの騎士道~その2
そしてシチリアの騎士道~その3

演目は、「カヴァレリア・ルスティカーナ(Cavalleria rusticana)」と、「道化師(Pagliacci)」。共に、実話を元に作られたといわれているオペラであり、どちらも最後、夫が妻の浮気相手を殺してしまうという共通性を持ちながら、一方はカトリックの重要な祭りである復活祭を祝う19世紀イタリアの、宗教的雰囲気がムンムンと立ち上っている舞台。片や、時代設定が現代だと言ってもおかしくない旅芸人の派手なパフォーマンスや、かなりコケティッシュに恋人との逢瀬を楽しみ、愛を語らう大胆な座長(道化師)の妻。それを目撃し、嫉妬し、劇中劇でも同様の役を演じながら、芝居と現実との見境がつかなくなっていく座長(道化師)が主役の舞台。
私は、どちらかといえば、音楽の上でも、主人公達の感情表現の上でも期待していた「カヴァレリア・ルスティカーナ」の方が好きでした。
 ・参照「カヴァレリア・ルスティカーナ」内容
    「道化師」内容

さて、鳴り止まぬ拍手、拍手…の後、やっと幕が閉じ、多くの人が家路を急ぐ中、私には、さらなる感動が待っていました。

以前コメント欄に少し書いたのですが、私の友人の友人の友人がマッシモ劇場の劇団員で、今回来日しているということを、友人から聞いていたので、楽屋に彼女を訪ねたのです。

彼女とは今まで全く面識は無く、友人がメールで教えてくれた彼女の名前と、日本に立つ前に電話で私のことを話してくれたらしい。ということだけが頼りです。

彼女に会うために、花束と、日本の和菓子を味わってもらおうと、栗最中を持って行きました。今までに、こういった楽屋を訪ねた経験が無く、映画でたまに見る劇場の楽屋をイメージしながら(例えば「オペラ座の怪人」)、彼女はコーラスのソプラノなので、一人部屋ではなく、何人もの団員が一緒に使うタイプの部屋なんだろうかと、いろいろ楽しく想像しながら楽屋口の受付へ。彼女の名前を書いた紙を、担当者に見せながら、
「私は○○さんの友人の友人で~、面識が無いので顔がわからない~」という説明をしたところ、
「団員の方は、今、出て行く方たちですよ。どなたかに聞いていただかないと、こちらではわからないので~」

えっ?確かに、さっきからイタリア人の人たちがどんどん楽屋口から外に出て行きます。幕が閉まり、それほど混んでいないトイレに私が行き、フロントで楽屋口の場所を聞いて、そこに着く間に、仕事が終わった彼らは、さっさと化粧を落として、着替えも済ませ、早くも劇場から出て行っていたのです。何と早い!

つづく
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音楽音楽

コメント

うますぎる!

オルサさんのつづくは、いつもこれかって言う時で読み手の気持ちをそそる
書き方で本当に感心してしまいます。

それにしても早く続きが読みたいなーーー

なんと!

ほんと。うますぎる…
私は楽屋見舞い大好きです。
しかし、イタリア人って、切り替えが早いんですね~びっくり。

harulaさん

いつも、いいところで「つづく」になってしまって、申し訳ないです。これからってところでCMが入ったり、次回に続く、になるテレビ番組みたいですよね。
書き始めて、ちょっと疲れてきたなと読み直してみると、けっこうな長さになっていて、このまま書き続けると睡眠時間がそうとう削られしんどそうだし、長いばっかりの文章になって、読んでくださる方に飽きられてしまうのも嫌なので、「つづく」にしちゃうんですよね。

碧さん

今回は、友達や気心の知れた人ではなく、友人の友人の友人を訪ねたので、好奇心から来るワクワク感と、どんな人なのか全くわからないわけですから(しかもイタリア人)程よい緊張感もあって、ただ楽屋口へ向うだけなのに、未知なる世界に足を踏み入れる!みたいな感覚でした。

いろいろな意味で今回のオペラでいい経験をされましたね。

楽屋訪問、私もやった事がないので読んでいてオルサさんに付いて自分も一緒にわくわくと訪ねているような気分になりました。

読者の皆さんが感じているように早く続きが読みたいです!

ニキータさん

完結編<2>を読んでいただくとわかりますが、結局、楽屋には行きませんでした。楽屋口止まり。

いつか機会があったら、大きな劇場の楽屋見舞いというものをしてみたいです。

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