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モディリアーニ 

モディリアーニ「ルネ」M12号【名画ドットネット】不自然に首の長い女性、しかも度々 瞳が描きこまれていないため、観るものはその目に引き込まれしまう。

この特徴を見れば、誰が描いた絵であるか一目瞭然。20世紀初頭のパリで、人物画と彫刻の制作に没頭した不運の画家 アメデオ・モディリアーニ(モディリアニ)<Amedeo Modigliani>

彼の絵が、特に好きだというわけではなかったけれど、昨年、ジェラール・フィリップ(Gérard Philipe)主演の映画モンパルナスの灯と、アンディ・ガルシア(Andy Garcia)主演の映画モディリアーニ 真実の愛、モディリアーニの人生を描いたこの2作を立て続けに観てからというもの、モディリアーニという一人のイタリア人画家に対する興味が湧いてきました。

20070319215358.jpg・参照モディリアーニ(Wilipediaより)
 
そして手にしたのが、モディリアーニの忘れ形見であり、父の死後、母も後追い自殺をしてしまったため一人残され、イタリアの祖母(モディリアーニの母親)によって育てられたモディリアーニの娘 ジャンヌ・モディリアニ(Jeanne Modigliani)が書いたモディリアニ ~人と神話

彼女は2歳のときに両親を失くしたため、記憶の中にあるモディリアーニは、親族達が語る「子供の頃から才能豊かだった画家」、「可愛そうな人」であり、彼が残した作品や遺品でしかなかったのです。だからといって彼女は父親像を神格化することなく、パリで美術研究家の道を歩みだしてからも、むしろモディリアーニと距離を置いていたようです。

そんな彼女が、父親が亡くなったときの年齢を過ぎてから、巷で神話となり、家族の間で美化されてきたモディリアーニの姿を、より多くの事実をかき集めて考察し、美術研究の専門家として冷静に客観的に書き記したのがこの本です。
・参照モディリアーニ関連本
    モディリアニ関連本

[追記]関連番組がNHKのBSで放送されます。
上記の「モディリアニ ~人と神話」<原題:Senza leggenda(伝説抜きのモディリアーニ)>の著者で、モディリアーニ の実娘 ジャンヌ・モディリアニ(Jeanne Modigliani)とこの本にスポットを当て、彼女の言葉や本を頼りにモディリアーニの実像に迫り、モディリアーニ(著者の父親)とジャンヌ・エビュテルヌ(著者の母親))、2人の愛の物語を描く、という番組内容だそうです。

 
ハイビジョン特集 生きた、描いた、愛した
~モディリアーニとその恋人の物語~
8月30日(土)BSハイビジョン 午後7:00~8:30
9月5日(金)BSハイビジョン 午後2:00~3:30

放送は終了しました。
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美術館・博物館 展示めぐり。学問・文化・芸術

コメント

昔、学校の先生に
「彼の才能を見抜いていた画商は、後々の価値を分かっているゆえに彼から絵を安く買いたたいた。」
ってエピソードを聞いた事があります。
「生前才能を世間に正等に評価されること無く不幸な人生だったため、その絵の瞳は物悲しく見るものに訴える」とも先生はおっしゃっていました。
子ども心に悲しく感じ、今もその話が記憶に残っています。

だから今でも彼の絵を見るときにまず彼の気持ちを考えながら見てしまいます。

しかしアナタ教養あるねェ。
私は絵の知識はさっぱりだよ。

ご存知の通り絵を描くのはなかなかなんだけどね(笑)

画家になるかな・・・

ニキータさん

ゴッホもそうですが、生前に正当な評価を得られなかった多くの画家達の一人、モディリアーニ。悲運の画家ですが、もし彼が名声を手にしていたら、どういう絵を描いていたのでしょうか?後世に残る作品が作れていたのでしょうか?

ついそんなことを考えてしまいます。

ニキータさんは、子供の頃に聞いた話をそんなに鮮明に覚えていらして、記憶力がいい上に、感受性が豊かなお子さんだったのですね。

アガホアさん

絵画は私の趣味の一つです。専ら観る方ですけど。

あなたは、詩を書く人で、絵を描く人ではありません。断言!(笑)

私も大好き!

モディリアーニが瞳を描かなかったのは、その女性の目に映る自分や、その女性の内面が見えて怖かったのかなぁと思ってしまいました。
よくわかりませんが、目をみると切なくなってしまうことがあったのかもしれません。
モディリアーニは大好きです。

はじめまして。
トラックバック、どうもありがとうございました。
先日行ってきたコレクションでは、モディリアーニの絵が看板でした。
わかりやすく、わかりにくい、
特有の表情を持った彼の絵たちに、
いつも惹かれてしまいます。
ずっと見ていると、なんだか、
切なさに潰されそうになりますが。

lemonodasosさん

>瞳を描かなかったのは、その女性の目に映る自分や、その女性の内面が見えて怖かったのかなぁ
>目をみると切なくなってしまうことがあったのかもしれません

なるほど!そうかもしれませんね。目からその人の人格や心理を読み取ることが出来、逆に目を見られると自分の心情を読み取られてしまうかもしれない。だから瞳を描くことができなかったのか。あえてそうしたのか?

ASAさん

モディリアーニの絵を観て、ASA さんは、切なさに潰されそうになりましたか。そういえば私は、一つの展覧会でモディリアーニの絵を何枚も続けて観たことがないかもしれません。まして、彼の悲劇を知らずに観ていましたから。

ASAさんのいらした「夢の美術館『大阪コレクションズ』」も、大変興味深い展覧会ですね。

オルサさんがおっしゃるように、”極限状態”の中から生まれた芸術であったかも知れません。うかれたモディリアーニの絵って全く想像が付きません!

ニキータさん

>うかれたモディリアーニの絵
本当、想像できないですね!

しかし、何故彼は、人物画しか描かなかったのでしょうね。最初彫刻をやっていて、その延長線上にある人物画ってことのようですが。でしかも、背景への配慮が全く無い。ダ・ヴィンチとは好対照。

どこかで見たような

この女性の絵はどこかで見た覚えがありますね。
モディリアーニの真実、謎めいていて、面白そうですね。背景を知ると興味が出てきます。

あつこさん

画家の人生をたどったり、絵が描かれた背景を知るって面白いですよね。
ですから、NHKで放送している「迷宮美術館」という番組、私けっこう観てます。

映画も見ました。

モディリアーニ、好きです。
以前、パリのオランジュリー美術館で
見たとき、数々の印象派の光躍る色彩の中だからこそ、かえって強く印象に残りました。胸に迫るような切なさがありますね。何と言ってもあの瞳に心を奪われます。
水彩画を習っていた時、人物を描くことがあり、ちょっと真似をしてみましたが冴えなかったです(笑)

さらさ さん

オランジュリーでご覧になりましたか。確かに、印象派の光躍る色彩の中では、モディリアーニは目立ちそうですね。

そういえば私は、中学の美術から先、一回も絵筆をとったことがありません。ですから油絵も描いたことがないんです。

いつかやってみたいと思っていたこと~ヴァイオリンを弾くと共に、油絵を描く、も入っていました。さらささんのコメントを読んで、思い出しました。

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