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休日の音楽 

pianoo.jpg日ごろの疲れを癒したり、心のサビをとったり。私にとって休日とは、本来の自分を取り戻すために、心と体をリフレッシュさせるというような意味合いが強いです。といって、例えば○○テラピーを受けるとか、座禅を組むとか、リラックスする状態を誘導する積極的な働きかけは一切せず、体を休めて、ただひたすら、自分が好きなもの、好きな世界にどっぷり浸かるという、非常に安直な過ごし方です。

しかし実のところ、録り貯めたテレビ番組や映画を見ているうちに一日があっという間に終わって、「まだ疲れは取れていない」とよく思うんですよね。

どこかに出かけると、気分はリフレッシュされますが、家にいる場合、見るテレビ番組の中に新鮮な喜びを見出すことって、意外と少ないように感じます。
それは、番組の内容が面白かったか、つまらなかったか?という次元の話しではなく、見た後に、気分が高揚し、くたびれた心が生き返り、リフレッシュされたか?ということなんです。なかなかそういうものに出合いませんが、先日の日曜日、私はその新鮮な喜びを、久々に感じました。

その番組とは、一応録っておこうと予約録画していたNHKのクラシック音楽番組「ぴあのピア」。これは、昨年、モーツァルト生誕250周年を記念してモーツァルトの作品を1日1曲ずつ紹介していたNHK-BSハイビジョンの「毎日モーツァルト」の後番組として1月8日に始まった番組で、音楽の歴史、ピアノの歴史をたどりながら、1日1曲~数曲の演奏を聞かせるというもの。
月曜から金曜の毎朝7:35~10分間の放送。その日の夜に再放送がある他、日曜日の朝に一週間分をまとめて放送していて、私はそれを録画しています。
 ・放送時間詳細「ぴあのピア」(NHK)

一回目の放送分を一度見たあと、面白いかも?と思いつつ、2回分以降はやっと先日観たのです。ちなみに、「毎日モーツァルト」も最初の2週間くらいは録画して観ていました。モーツァルトの音楽は、脳にいいとか、美肌効果があるとか、英語が聞き取りやすくなるとか聞きますので、そんな効果をも期待していたのですが、だんだん飽きてきて、結局録画をやめてしまった経緯があります。

ところが、「ぴあのピア」は作曲家を限定していないため、紹介する曲も話の内容もバリエーションに富んでいて、毎回毎回楽しめます。1週目は、私が好きなバッハの曲の紹介でした。「イタリア協奏曲ヘ長調」、「ゴルトベルク変奏曲のアリア」など、タイトルは知らなくても何度も耳にしたことがある曲ばかり。しかも演奏に使われたのは、現在のモダンピアノでではなく、バッハが作曲した当時使われていたチェンバロでした。
チェンバロ(Cembalo)。英語名ハープシコード(Harpsichord)のあの独特な音は、鍵盤を押すと、爪のような物が弦をひっかいて出ている音なのです。一方ピアノは、ハンマーが弦をたたいて音が出ています。ですから、ピアノは、鍵盤のたたき方によって、音の強弱が出せるのですが、チェンバロにはそれができず、演奏者は音色を変える機能を利用して、音に変化をつけているそうです。こういったチェンバロとピアノの構造上の違いなども、番組の中で紹介していました。
また、作曲家の作曲秘話や時代背景なども同時に紹介していて、前述の「ゴルトベルク変奏曲」は、不眠症に悩む伯爵のためにバッハが書き下ろした曲で、伯爵が眠れぬ夜にこの曲を演奏したチェンバロの演奏者ゴルトベルクの名がタイトルに付けられているとか。

バッハの鍵盤楽器用の曲は、やはりピアノよりもチェンバロで聞くに限りますね。皆さんも聴いてみて下さい。
まず、「イタリア協奏曲ヘ長調」を試聴してください。(演奏者は番組とは無関係です)
 ・こちら試聴「イタリア協奏曲」

続いて、「ゴルトベルク変奏曲」のアリアを、ピアノとチェンバロで聞き比べてみてください。
 ・こちら試聴「ゴルトベルク変奏曲(ピアノ)」
     試聴「ゴルトベルク変奏曲(チェンバロ)」

番組では、その後、フランス・バロック音楽の作曲家クープランやラモー(紹介されたラモーの曲の中には、聞き覚えのある「タンブーラン」も含まれていました)、そしてイギリスで活躍したヘンデル、さらにバッハの次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ作曲の、「チェンバロとピアノ(当時のピアノとは、初期ピアノ:フォルテピアノ)のための二重協奏曲」などを紹介していきました。予告では、今週はハイドンの曲を紹介するようです。

楽しみです。

・関連記事電子チェンバロが欲しい!
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日記日記

コメント

バッハのゴルトベルグ変奏曲といえば、もう私はグレン・グールドで頭がいっぱいです・・・。
でも、今自分のCDラックをチェックして、なぜかグールドのゴルトベルグが見つからない・・・!う、明日にでもじっくり探さなくては。

にしても、オルサさん、しっとりじっくりクラシックされてますね~。

lazyMiki さん

グレン・グールドの「ゴルトベルグ変奏曲」ですか。聴いてみたいです。ある時期から、完璧さを求めるあまり、コンサートを一切せず、スタジオなどで収録した演奏のみを世に送り続けた。という変わった演奏家ですよね。
伝記は読みましたが、CDは持っていません。

記事の中には書きませんでしたが、私はピアノの音色よりもチェンバロの方が好きですね。一度、美術館内で催されたミニコンサートで、 宮本文昭氏のオーボエ+チェンバロの演奏を聴いたことがあります。素晴らしかったです。

視聴しました

「ゴルトベルク変奏曲」、曲名は知りませんでしたが、耳にしたことがある曲でした。
チェンバロはいかにもバロック音楽といった感じで好きですよ。不眠症の伯爵が眠れたのかも気になりますね。

ピアノバージョンも、もし弾けたら素敵ですよね。

あつこさん

私もそうです。曲名は知りませんでした。チェンバロの音色、普段はほとんど耳にしないからこそ新鮮で、はまりそうです。試聴で利用させていただいた曽根麻矢子さん演奏の「イタリア協奏曲」、iTuneのリストに入っていたのでさっそくダウンロードしてしまいました。
Trevor Pinnock(トレヴァー・ピノック)の「ゴルトベルク変奏曲」もiTuneにあったのですが、聞いていいるうちに眠くなってきそうだったのでダウンロードするかどうかは保留です。

はじめまして。

オルサさん、はじめまして。
TBありがとうございました。

『ぴあのピア』初週こそその時間で観ましたが、
先週から1週間分の再放送を録画して観ています。
作曲家も音楽も素敵ですが、映像も綺麗で、
その地に行きたい衝動に駆られています。

はうはうさん

こんばんは!
はうはうさんがおっしゃる通り、映像も綺麗でした。飽きっぽい私なので、1回分が10分という長さが丁度いいです。クラシック音楽はもともと好きではあるのですが、例えばコンサートなどで交響曲や協奏曲を複数楽章聴くと、だんだん眠くなってしまうような人間なので、こういう手軽さ好きです。

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『ぴあのピア』開始♪

今日から『ぴあのピア』が始まりました。 昨年はモーツァルトイヤーで、 山本耕史くんがナビゲーターだったんですけど、 今年は宮崎あおいちゃんがピアノの世界に誘ってくれます。 日本人に最も愛されている“楽器の王者”ピアノ。 ピアノが誕生しておよそ300年、 これまで
  • [2007/01/23 20:55]
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クラシックのうんちく

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品番号|整理番号は、1905年にベルギーの音楽学者アルフレッド・ヴォトケンヌ(''Alfred Wotquenne'' )が作成したヴォトケンヌ番号''(Wq)''と、ユージン・ヘルム(''E.Eugene Helm'' )が1989年に作成したヘルム番号''(H)''の二
  • [2007/08/17 19:13]
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