バラとコミックの関係 

kente2.jpg18世紀~19世紀に活躍した、宮廷植物画家Pierre-Joseph Redoute(ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ)は、マリーアントワネットの蒐集品室画家を務めたほか、ナポレオン妃 ジョゼフィーヌの庭園の植物を描いたことで知られる。中でもその評判を高めたのが、バラの本
redoute5.jpg一般的な画家が、絵の題材として花を描くのとは異なり、写真のない時代、植物図鑑に載せる挿絵としての絵は、その植物学的正確さが重要とされていた。ルドゥーテのバラは、美しさとともにその緻密さゆえに、今日でも多くのファンを魅了しているのだろう。見ているだけで癒される。ルドゥーテのバラは、TASCHEN(タッシェン)社から出ている「ルドゥーテのバラ」1,050円で見ることができる。1,050円で買えるなんて何とお得な!この本は、バラ図鑑としても大いに参考になる。
気が付くと我が家には、TASCHEN社のポストカードや写真集、画集がたくさんあった。電話帳までが、クリムトの「抱擁」が表紙になったTASCHEN社製。
このTASCHEN社は、1980年、ドイツ人Benedikt Taschen(ベネディクト・タッシェン)が18歳の時にドイツ コローニェで興した会社で、なんと、最初はコミック本専門の本屋だった。その後アートブックの製作も手がけるようになり、今日では、本屋で気楽に買えるポストカード本やアートブックを続々と世に送り出している。今年で創業25年。記念の年だ。
w02032f07m.jpg会社名TASCHENは、苗字の”Taschen”からつけられたと思われるが、ドイツ語”Tasche”はポケットと言う意味で、ポケットサイズの、ポケットの中に入るぐらいの・・・総じて携帯できる・携帯サイズって意味になるらしい。これは偶然なのか?はたまた、彼の苗字は本名ではなく、一種の芸名なのか?
いずれにしろ、美術をより身近なものにしてくれたTASCHEN社が、私たちの美的生活に果たした役割は、とてつもなく大きい。敬意を表したい。TASCHEN

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そうなんだ!

Taschen社の製品は私も好きでしたが、社名の由来とか知らなかったので、へ~って感じです。

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はじめまして

TBありがとうございました。
ルドゥーテ好きの方と知り合えて、とても嬉しいです。
”Tasche”はドイツ語でポケットという意味とは、知りませんでした。
どおりで、ポストカード等がが多いと納得しました。
こちらからもTBさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。

lapisさん

コメントとTBありがとうございます。lapisさんのブログを拝見し、さっそく、本「バラの画家ルドゥテ」をネットで注文しました!

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シャルル・レジェ『バラの画家ルドゥテ』

バラの画家ルドゥテ作者: 高橋 達明, シャルル・レジェ 出版社/メーカー: 八坂書房 発売日: 2005/07 メディア: 単行本 『バラ図譜』で有名なバラの画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥテの生涯が美しい図版とともに綴られている。この本の魅力は、何と言っても100点以上

 5月になると帰りたくなる。もちろんスペインに。思い出すのは、アルハンブラ宮殿やアルカサルの庭園。バラの香りがたちこめ、柔らかい花びらがあふれ、水音が気持ちよく響く。 この時期スペインに行くことが出来れば、私は先ず行くところがある。日本からスペインへの玄
  • [2005/10/08 13:35]
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