英国映画に酔う 

今まで、映画祭の情報公開前の映画について書くことはあっても、自分が見た映画を話題に取り上げる機会が極めて少ない私。ネタバレしないように気を遣いながら、しかし映画の情報を織り込みつつ自分なりの解釈、感想を旨く書くという高等技術が備わっていなくて、「記事にしよう!」という気がなかなか起きないのです。

ところが、珍しく「記事にしよう!」と思える映画に出逢えたので、取り上げてみます。

20060826185148.jpg先日WOWOWで見た「ラヴェンダーの咲く庭で(Ladies in Lavender)」20060826185724.jpg2004年制作のイギリス映画。長年、舞台やテレビ、映画で活躍してきた英国俳優チャールズ・ダンス(Charles Dance)の監督デビュー作です。

舞台は1936年のイギリス、コーンウォール。海辺の一軒家に住む老姉妹。庭の手入れをしたり、2人で仲良く海岸を散歩したりと、気ままに楽しく、しかし穏やかに暮らしていました。ある嵐の翌朝、海岸に打ち上げられていた青年を発見した2人は…。
演じるのは、共にアカデミー賞女優のマギー・スミス(Maggie Smith)ジュディ・デンチ(Judi Dench)
20060826190146.jpg姉を演じるマギー・スミスは、「ハリー・ポッター」シリーズの マクゴナガル先生役でお馴染みですよね。
20060826190156.jpgそして妹を演じているジュディ・デンチは、「恋に落ちたシェイクスピア」でのエリザベス1世役 が印象的です。

20060826190629.jpg青年役は、「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュール(Daniel Bruhl)。最初、髭をはやしていたので、すぐに彼とはわかりませんでした。

まだご覧になってない方のために、ストーリーは伏せておきますが、英国屈指のベテラン女優2人の演技力細やかな心理描写、そして庭の美しさ穏やかなセンスのいいBGM上質なこの小品が大変気に入りました

この映画で、監督デビューを果たし、監督だけではなく脚本も手がけているチャールズ・ダンスは、他の映画の撮影中、待ち時間に退屈して、なにげなく衣裳部屋に置いてあった『Faraway Stories』という短編集を手に取りました。その中の一編にすぎなかったウィリアム・J・ロック作の短編小説が気に入り、それを基に自ら脚本を書き始め、推敲を重ね、プロデューサーの手に渡したことから、この映画誕生となったのです。
 ・参照チャールズ・ダンス出演作品(allcinemaより)

そして映画の冒頭部分から、私を虜にした音楽を担当したのがナイジェル・ヘス(Nigel Hess)
英国の作曲家で、映画やテレビ、舞台の作曲を数多く手がけ、指揮者としても活躍中。オリジナル曲「The Way of Light」が、セント・ポールズ・カセドラル大聖堂において、エリザベス女王、チャールズ皇太子来賓の下、演奏されるという名誉に預かっているお方とか。

この作曲家に興味を持ち、公式サイトを開き、過去に出しているCDの中で、一部の曲を試聴できた「TV themes」を聞いてみると…いい!
俄然、このCDが欲しくなり、amazonで調べてみるとラヴェンダーの咲く庭で<サントラCD>」くらいしか見当たりません。

いろいろ調べてみて、やっとHMVのネットショップで見つけました。
 ・こちらTV Themes(by HMV)
  参照ナイジェル・ヘス公式サイト

早速注文。まだ届きませんが楽しみです。

映画の内容について、スタッフ、出演者についてもっとお知りになりたい方は、映画の公式サイトへ。 
 ・こちら「ラヴェンダーの咲く庭で」公式サイト 
  参照ラヴェンダーの咲く庭で<DVD>

WOWOWでは、今後もこの映画の放送を予定している様ですので、まだ見るチャンスはありますよ。
 ・こちらWOWOW ON LINE 

[追記]フィギュアスケート界のアイドル 浅田真央ちゃん。2007~2008シーズンの彼女の使用曲、この「ラヴェンダーの咲く庭で」の一曲をショートプログラムで使っています。
詳細は
 ・こちら浅田真央 スケートカナダで逆転優勝(幸せテディベアのモノローグ)
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映画感想映画

コメント

こんばんは。
映画のレビューってむつかしいですね。ネタバレになりそうで、去年はブログには載せていませんでした。書いてみると、案外大丈夫なのかもしれませんよ。

オルサさんの選んだ映画はどんな話かな、と公式サイトにも行ってきました。若いヒロインに頼らず、内容で勝負という印象を受けました。イギリスの風景も綺麗でしょうね。

あつこさん

私はどちらかというと、内容を殆ど知らないまま映画を見たいと思っていますので、今回の記事も極力内容がわからないように書きました。とてもレビューといえるほどのものではありません。

この映画、公開されていた当時、そのタイトルから「見てみたい」と思いながらも結局劇場へは行けませんでした。ですから、WOWOWで放送されることを知って、何が何でも見たい。と録画予約もして見たのです。

英国での公開時には、ロイヤルプレミア試写が行われ、エリザベス女王も駆けつけたとか。

はじめまして♪
コメントありがとうございました。
BGM、素敵でしたね。
私もCD、欲しいけど・・・検討中です。

ひらで~さん

サントラ、曲だけ聴くとインパクトがあまりなくておとなしすぎる感じがしますが、映像とはマッチしてましたね。

British Roman

英国の女優さんって素敵ですよね~。品と味があって。ジュディ・デンチとマギー・スミスかなり好きです!
10代の頃は英国文学の映画をよく見てました~。「ラヴェンダーの咲く庭で」面白そうですね☆

久々に英国もいいかも。

uwabamiさん

最近私は英国俳優、女優にはまっています。ジュディ・デンチとマギー・スミスは、仮に映画自体がつまらなかったとしても、彼女たちの演技を見ていたいと思ってしまうほど好きです。特にマギー・スミスの品のあるお顔が大好き。

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ラヴェンダーの咲く庭で☆彼と過ごした短い季節、私は心が震えるほどの幸福を味わった。

WOWOW、“TOKYOシネマスタイル”で観ました♪
  • [2006/08/28 09:05]
  • URL |
  • ☆お気楽♪電影生活☆ |
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ラヴェンダーの咲く庭で

ラヴェンダーの咲く庭で『ラヴェンダーの咲く庭で』 (Ladies in Lavender) は2004年のイギリス映画である。俳優としても活躍しているチャールズ・ダンス初監督・脚本作。主演はアカデミー賞にも輝くイギリスを代表する二大名女優、ジュディ・デンチとマギ
  • [2007/05/24 06:14]
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  • さやかの日記 |
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