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コレットの伝記 

colette_portrait_250.jpg今、私が読んでいる本は、コレットの名で知られる現代フランス文学を代表する女性作家の一人、シドニー・ガブリエル・コレット(Sidonie-Gabrielle Colette)<1873~1954>の伝記コレット<ハーバート・ロットマン(Herbert Lottman)著 工藤庸子 訳>です。代表作はシェリ青い麦、そして「ジジ」など。「ジジ」は、米国ブロードウェイでの舞台化にあたり、その頃まだ無名だったオードリ・ヘップバーン(Audrey Hepburn)をコレットがいたく気に入り、主役のジジ役に抜擢したことでも有名です。

私は、前述の「シェリ」、「青い麦」、さらに牝猫などを読みましたが、彼女の感性豊かな、彩り豊かで匂いたつような文章がとても好きです。しかし、パントマイムで舞台に立っていた頃に、自らの胸を惜しげもなくさらけだしたり、ノーマルとは言えない恋愛対象など、スキャンダラスな面があったからか、作家としては過小評価されていた時期もあったようです。しかし、レジオン・ドヌール二等勲章(参照ナポレオンのプレゼント)を受勲し、81歳で亡くなったときには国葬とされるなど、フランスを代表する作家として今は認められています。

そんな彼女の伝記ですので、面白いですよ。
 ・参照コレット(Wikipediaより)
    コレット(フランス語)

フランスには、コレット・ミュージアム(Musée Colette)、コレット研究センター(Centre d'études Colette)があるようです。

今回の「コレット」に限らず、私は伝記や自伝が比較的好きです。ゴッホ(Vincent Van-Gogh)、ポール・ボウルズ(Paul Bowles)
、ローレン・バコール(Lauren Bacall)、ローラ・アシュレイ(Laura Ashley)…などなど。中には、途中で投げ出してしまった本もありますが、人の人生を本の中で知り、疑似体験するというのは、平凡な人生を歩んでいる私には楽しく、下手な小説よりも遥かに読み応えがあります。

 ・関連記事映像を本で読み、本を映像で観る
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読んだ本。本・雑誌

コメント

青い麦

こんにちは!中学生の頃に『青い麦』を読んだことを懐かしく思い出しました。今、改めて読んだらまた違った印象を受けるのでしょうね。私も伝記、好きです。小説より奇なりという人生、読み応えがありますよね。ローラ・アシュレイ、興味があります。

ところで最近、本屋に行くと平積みで
「ターシャ・テューダ」の本が並んでいますね。話題になてっているようです。オルサさんを思いだしました!

さらさ さん

「ターシャ・テューダ」は、NHKでの初回放送から何ヶ月もたちますが、いまだに反響があるようですよね。このブログのアクセス解析を見てみても、キーワード検索でこちらにいらっしゃる方が1日に何人もいらっしゃるようです。

さらさ さんは中学生の時にすでに『青い麦』を読んでいらしたのですか。なんと早熟な!

匂い立つ文章

「シェリ」の記事から飛んできてこちらにコメントです!
最近、自分の中で、フランス文学・リバイバルが起こっていたところです。コレットの文章、まさに>彩り豊かで匂いたつような文章 ですよね。
役者の工藤庸子さんは、フローベールやワイルドのサロメもご自分の著書の中で訳されていますが、情景が目に浮かぶような装飾的でレトリカルな文章にすごく向いた訳者だなあと思っています。それから、オルサさんが挙げてある中ではボウルズの伝記も読みましたが、私も、作家や音楽家などの自叙伝や伝記の類、大好きです。『シェリ』の映画も楽しみです。ミシェル・ファイファーはなんだか久しぶりですが、いい訳者さんだと思っているし。

mitraさん

おぉ~、mitraさん、フランス文学・リバイバル中ですか。

訳者によって、その小説の色合いも、香りも、深みも、面白みも変わってきて、さらに登場人物のキャラクターさえ左右しかねません。ですから、訳者は第二の作家というか、もしかすると作家以上に重要なポジションにいるようにさえ感じます。

翻訳物を読んでいて、時々、その文章のまずさに耐えられなくなってきて、読むことをやめてしまうことがあります。そのまずさが、訳者の選択が悪かったからでは?と思わずにいられないことがしばしばです。原書がベストセラーだと聞き、日本語版を買ってきて読んでみたものの、「もう耐えられない」と思った本などは、それなのでは?

訳者がその小説をどう読み、どう理解し、どの言葉を選び、どう訳出していくか、と同じように、映画の方も、脚色家や監督が、その小説をどう読み、どう理解し、どう映像化したのか、お手並み拝見といきましょう。

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『伝記』について

伝記伝記(でんき)とは、ある特定の人物の生涯を、時間に沿って記述しながら、対象となる人間の性格や、業績などをたどるもの。筆者自身について書いたものは、特に自伝という。歴史的には、時代により、そのパターンや、表現方法に大きな差が見られる。中世ヨーロッパにお
  • [2007/02/11 01:13]
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