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気になる2人 

4884924037.09.LZZZZZZZ.jpg現在私が読んでいる本は、ハーブ研究家で、英国王立園芸協会会員、英国ハーブソサイエティー終身会員桐原春子さん著「ヴェアリー夫人の香る庭」(千早書房)です。ヴェアリー夫人とは、今は亡きローズマリー・ヴェアリーさんのことで、彼女はイギリス・コッツウォルドの名園バーンズリーハウスの女主人でした。独学でガーデニングを学び、バーンズリーハウスの庭をご自分でデザインし、造り上げました。数々の著書や雑誌の連載、さらにはチャールズ皇太子のガーデン・アドヴァイザーとしても知られたイギリスの著名ガーデニング・デザイナーです。
本書では、桐原春子さんと彼女との出会いや交流が語られ、また彼女から教わったガーデンデザインのヒントなども散りばめられていて、とても素敵な一冊です。名園バーンズリーハウスの美しい写真も見所の一つです。

私は桐原春子さんのファンで、すでに彼女の著書を数冊持っていますが、4786630063.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpgそもそも桐原春子さんの本との出会いは、この「春子さんのハーブ歳時記 」でした。私が利用している駅では、不定期に安売り本屋の露店が出ます。ある日、バスを待つ間の10数分間、その本屋に立ち寄ってみました。一般図書や美術図鑑、辞書まであって、時々本を手に取りながら楽しく見て廻っていた時です。園芸関連の本の中に、この本をみつけたのです。開いてみると、私のお気に入りバラをはじめ、表紙に使われているラベンダー他、様々な植物や花にまつわる体験談や逸話、ハーブとしての効能、03042752.jpgまた、私がそれまでハーブとして見たことがなかった例えばスノードロップは、かつてその球根を凍傷になったときの湿布材として使われていた。というような、ヨーロッパに伝わる植物利用法の紹介などもあり、読むうちに、植物への興味や愛着がどんどん湧いてきました。

こんな本もあります。桐原春子さんの監修・翻訳、4907737149.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpgヴィクトリアンの花詩集―花言葉に寄せて」(岳陽舎)は、19世紀のイギリスで、才能溢れる女性、ファニー・ロビンソン(Fanny Robinson)が私的に、誰かに送るために手作りしたと思われる本で、精巧な植物画とそれに添えて美しいカリグラフィで書かれた詩が、見る者を魅了します。私的な花詩集ゆえに、まるで秘密の花園を覗くような気分に。

私にはもう一人、気になる人がいます。エッセイストでポプリ研究家熊井明子さん。雑誌BISES(ビズ)に載っていた彼女の「シェイクスピアの薔薇」を読み、シェイクスピア研究の今まで見たことがない切り口に、とても興味が沸きました。「シェイクスピア作品には数々の花が登場し、中でも薔薇は、比喩も併せると100回も登場する。恐らくシェイクスピアは薔薇好きで、庭で薔薇を栽培し、その姿や香りから、霊感を得ていたのではないか」と熊井明子さんは推測しています。488492407X.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg

彼女の本も何冊か読んでいて、「人はなぜ薔薇を愛するのか」(千早書房)や、「香りの旅」(千早書房)。彼女の目で見る植物、庭園の世界は、とてもロマンティックでドラマティックです。
4884924002.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg
私が興味をもつ桐原春子さんと熊井明子さん。お二人が実の姉妹だと知ったときの私の驚きと興奮!かなりのものでした。これからもこのお2人の活躍を期待しつつ、作品をこれからも読んでいきたいと思っています。

 ・参考桐原春子さん出版リスト
    桐原春子さんオフィシャルサイト
    熊井明子さん出版リスト
 ・関連記事詩と映画からアート
ワインを愉しむ日々~その1
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オススメの本の紹介本・雑誌

コメント

ええ!

姉妹だったんですか!v-63私もお二人の本大好きです。地球散歩も花の英語とアラビア語編はバラになりそうです。

aoi さん

そうなんですよ、姉妹なんですって。お二人の本をそれぞれ持っていて、姉妹だとは露知らず、私が尊敬していたお二人だったのですが、今回紹介しました「ヴィクトリアンの花詩集―花言葉に寄せて」の翻訳をされた桐原春子さんのプロフィールを見て初めて知ったのです。

こんばんわ

姉妹で、ハーブやバラの本格的な本を何冊も出版してらっしゃるのですね。
最近やたら薔薇が気になるわたくし。以前は好きじゃなかったのに。
不思議です。

花瓶のバラを捨てるにしのびなく、ドライになるまで毎日眺めてたのですが、花びら散ることなく、そのままの姿。色あせていく姿がまたなんともいえず。枯れていく様も美しいのですね。

こんにちは。
お二人が姉妹とは!驚きました。
「シェイクスピアの薔薇」、このような研究は面白いですね。「ウ"ェアリー夫人の香る庭」は私も読んでみたいです。

いづみさん

若い頃は私も薔薇ってあまり好きではありませんでした。というより、「薔薇が好き」になることがものすごくキザなことに思えて、仮に好きでも、人には好きと言えないってところがありました。なんでそんな風に思っていたのか今の私には謎ですが。
自分が薔薇好きであることに気が付いたのはここ数年です。面白いことに、自分では意識していなかったものの、いつの間にか薔薇に関する本やムックがどんどん貯まってきて、ルドューテの描くバラの絵に夢中になっている自分が居たのです。

さらさ さん

この記事を書いた後、お二人の著作物をチェックしていて、新たに1冊購入してしまいました。まだ読み始めたばかりですが、熊井明子さんの「シェイクスピアの香り」です。シェイクスピア作品のセリフの中に、しばしばバラ、香水、ハーブなど香りを想起させるものが登場するそうです。実際にシェイクスピア劇の舞台を見ているときに、それぞれの香りを想像しながら見るということはなかなかできにくいと思いますが、台本を文学作品として読んだとき、想像力が刺激され、面白く読み進めそうですよね。

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