貴婦人と一角獣、鑑賞記 

第2ブログの記事 いよいよ「貴婦人と一角獣展」で取り上げた

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国立新美術館の展覧会へ、連休前の平日、さっそく出かけてきました。

日の光が全く入らない薄暗がりの一部屋に展示されている
6枚のタピスリー(タペストリー)。

1500年頃、中世末期に製作された、とされるこのタピスリーの詳細:大きさや表現されているもの、製作者・依頼者や歴史的背景なぞは、この際触れずにおきましょう。公式サイトや、他の方のブログで十分ですから。

展示室に入った直後「暗すぎる」と、劣化防止とはいえ軽く失望を覚えた私でしたが、目が慣れてきて、タピスリーに近づき観ていくと、暗さが気にならなくなりました。一枚一枚が、想像していた以上に大きな作品なのですが、細部にわたり丁寧にそして緻密に作られたタピスリーで、もはや、織物ではなく、絵画のような印象です。色の鮮やかさ、多彩さにも驚かされます。

特に、写真では十分にはわからなかった
貴婦人の衣装の光沢と、模様の美しさに目を奪われました。
ざくろ文様(ザクロ実文様)と呼ばれるザクロの実を象ったものが多く使われていて、
私は俄かに、鶴岡真弓 著
「装飾」の美術文明史~ヨーロッパ・ケルト、イスラームから日本へ』の表紙の絵
トレドのエレオノーラとその息子拡大画像へ
「トレドのエレオノーラとその息子ジョヴァンニ(エレオノーラ・ディ・トレドと息子の肖像)」(画:ブロンツィーノ/1545年頃)の
エレオノーラが身に着けている豪奢な衣装を思い出しました。

さらに、貴婦人が楽器を奏でているタピスリーでは、
楽器の貴婦人
※注意:何年も前に購入したカードをスキャンして載せましたが、実物はもっと色が鮮明でした
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楽器台に掛けてある布が、なんだか家にあるゴブラン織りの古いミシン掛けそっくりに見えました。観れば観るほど、そう感じるのです。
(帰宅後確認すると、残念ながら模様が全く違いました。しかし、今では元の色が分からなくなるほどに色あせ、部分的に破れているミシン掛けですが、もしかすると、子供のころに見ていたミシン掛けは、タピスリーの楽器台の布のように見えていたのかもしれません。)

6点のタピスリーを2回ずつ見て、今度は、一度にすべてを見渡し、共通点や相違点を発見し、確認し、
その他の関連展示物や説明パネルを観たあとに、もう一度タピスリーを観て、最後にドキュメンタリーを観てお終い。

タピスリーの姿をしっかりと目に焼き付けて、カタログやノート、葉書などを購入し、美術館を後にしました。


が、これで終わらず、本屋で

芸術新潮 2013年5月号』をパラパラめくって、購入を決め、思い荷物を肩にかけて帰宅。

帰ってからパンフレットをファイルに収め、カタログを読みはじめ…今後も当分の間は
貴婦人と一角獣で愉しめそうです。5月に関連番組も予定されているようですし。
(5月26日9時~のEテレ「日曜美術館」など)

GWウィーク中は混雑が予想されますが、一見の価値は十分にあると思いますので、お奨めします。
東京では7月15日(月)まで。
7月27日(土)からは大阪の国立国際美術館にて10月20日(日)まで。

東京展示の前売り券販売は終わりましたので、
チケットは1,500円(大人)ですが、
NHKネットクラブの会員は、100円引きのクーポンが獲得できますよ。
 ・詳細イベント・クーポン
 ・参照NHKネットクラブとオンデマンドの有効利用(過去の記事)

    「貴婦人と一角獣展」公式サイト
 
 ・過去の関連記事ワインを愉しむ日々~その2
         グリーティングカード
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アート学問・文化・芸術

また、春の嵐 

昨年同様のこの春の嵐、音を聴く限りでは、今のところ 風はさほど強くないようですが、
残り少ない桜の花が、一夜にして散ってしまうのではなかろうか、
モクレン我が家の庭で今まさに満開の紫木蓮
3月の強風で悉く散ってしまった白木蓮の二の前になりやしないかと心配です。

そんな風に呑気に花の心配をしていたところ、神奈川県内、雨量が多く、河川の氾濫や土砂崩れの危険性、床下浸水など続々と被害情報が更新されてきます。非難勧告(?)の出たところもあるようです。
深夜、しかもこの暴風雨の中、どうやって非難したらよいのでしょう?特にお子さんや体の不自由なお年寄りのいる家庭ではさぞかし大変なことでしょう。

そうこうするうちに、どうやら風雨が収まってきたようです。音がほとんどしなくなってきました。
たとえ雨量が減っても、川の氾濫が回避できたことにはならないのがやっかいです。

幸いこの周辺には川が無いため、浸水の心配はなく、土砂崩れの心配もほとんどないのですが、
もうしばらくテレビの前で、新たに入ってくる情報をチェックしようと思います。
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