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視線がカギ 

前回の記事に載せた

アルゼンチン映画『瞳の奥の秘密
を観ましたので、今回、それを話題にしたいと思います。

テレビで放映される映画、地上波・BS・CSあまたある映画の中でどの映画を見るか、いつも事前に
デジタルTVガイドのインデェックスに掲載されたタイトルをざぁ~と見渡し、
気になるものは視線を横にスライドさせて、映画の概略を読み、その時点で決定します。
ただし、WOWOWはより詳しいプログラムガイドが送られてくるので、そちらを参考にします。

この映画をチョイスした理由は、
タイトルに使われている「秘密」という漢字に興味センサーが反応し、
しかも「瞳の奥」というのだから、何かおもしろそうなストーリーなのでは?と予感し、
制作がスペイン・アルゼンチンということで期待が膨らみ、
内容説明の中にあった「アカデミー外国語映画賞を受賞」で決定的となりました。

そして映画を見はじめて、原題が『El secreto de sus ojos』
直訳すると、彼の(あるいは彼女の)目の秘密ですから
日本語タイトル『瞳の奥の秘密』が、ほぼ忠実に訳出されていることを確認。

冒頭のシーン、女性の瞳が大写しにされ、その視線の先には一人の男。

その男が主人公でした。

ベンハミン・エスポシト、作家の彼は、20数年前には刑事事件を専門に扱う裁判所で働いていた。当時扱った若い妻が惨殺された事件を小説にしようと試みていたのだった。しかし途中で行き詰まり、現在も裁判所で働く女性イレーネに会いに出かける。

ここまで観てやっと気が付きました。
何年か前に、やはりテレビで見たことのある作品だったのです。しかし、断片的に場面を覚えているだけで、結末はおろか、ストーリー展開もよく覚えていない。そもそも、タイトルも冒頭の部分も全く覚えていないのですから、よっぽど印象が薄い映画だったのか?あるいは、偶然途中から見た映画だったのか?そうでなければ、私の脳に問題が…?ともあれ、今回見ていくと、期待を裏切られず、見ごたえのあるサスペンスが展開していきます。

ただ一点、気になる部分が。描かれている当時のアルゼンチンの司法制度を日本のそれに当てはめて見ていくと、不自然に感じるのが、主人公の立場や裁判所の権限。日本語の字幕上、裁判所における彼のポストは名言化されていません。「裁判所の仕事」「裁判所から来ました」と表現されているのみです。
前述の女性イレーネは当時、新任の判事補(裁判官)で、主人公の上司となりますが、主人公は事件現場にでかけ、行っていることは検事、あるいはそれを補佐する検察事務官の職務。ですから、恐らく裁判所に検察機能もあるのです。

…といった前ふりはこのくらいにして、先ず映画の印象ですが、
よく練られた脚本、計算されつくした伏線、無駄のまったくない構成で、現在と過去、愛と執念の二重らせん、四重らせん構造といった感じです(複雑ではありません)。

主人公ベンハミンは、被害者の写真を見せてもらう中で、一緒に写っている男イシドロ・ゴメスが
被害者に向ける視線の異様さを感じ取り、犯人だと目星をつけます。居場所のわからない犯人をベンハミンは相棒とともに追い詰め、裁判所へ。犯行を否認する犯人に対し、イレーネが機転をきかせ、吐かせます。しかし、事件は解決しなかった。犯人が釈放されてしまうのです。さらに、ベンハミンは命を狙われ、地方に逃れる。

事件から25年がたち、執念が解決を導き出すのか?
それは、見てのお楽しみ。
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