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 2012年04月 

Zapfinoに恋して 

即時に伝達する必要のない、多少時間がかかってもかまわない情報やメッセージを受けとる場合、メールよりは手紙を、手紙ならばパソコンで打ち込んだ無機的な文字よりも書き手の個性がにじみ出た手書きの手紙を受け取るのを好ましく思う私。まぁ私に限らず、皆さんそうだろうとは思いますが、私は、あえてパソコンで打った手紙をリクエストしたことがありました。

それは、書体デザイナーの小林章 著
フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか? 」に載っていた
zapfino(注:この書体は違います)というフォントの美しさに魅了され、是が非でも、zapfinoで書かれた手紙を受け取りたいと欲したからです。

Macをお使いの方、仕事や趣味などでフォントに特別詳しい方ならばその名を聞いて、すぐにピンとくるのでしょうが、プライベートでも職場でもWindowsしか使ってこなかった私は、その存在を全く知りませんでした。
 ・参照zapfinoのgoogle画像

これは、ドイツの書体デザイナー ヘルマン・ツァップ(Hermann Zapf)氏がデザインした筆記体の書体。
Wikipediaによると、そのツァップ氏と小林章氏(本の著者)による2003年の改刻版が、フォントとしてMac OSXにバンドルされていて、その後さらに改良を加えたZapfino Extraがライノタイプ社から発売されている、とのこと。

このZapfino(ツァッフィーノ)を記事にしたブログもありました。
 ・参照Shinichi Nishikawa's blog

この[f] [h] [g]の曲線の美しさといったら!

Zapfinoで書かれた私的書簡…想像するだけでウキウキしてきます。

Macを使っている誰かに頼まなくっちゃ。ただし、日本語はご法度。ならば、イタリア語で手紙をやり取りしている友人Ludagしかいませんね。


ということで、4月になって手紙を受け取りました。お見せすることはできませんが、
想像を超える構成美、
そして、まるで文字と文字の間を蝶が飛び回っていそうな華やかさ。
言語は異なりますが、アラビア語の装飾文字を見ているような感覚でした。
 ・参照クルアーン写本(Wikipediaより)

文字って、何て美しいものなんでしょう!

手書きではないのに、手書き以上にこんなに心華やぐなんて!

Macを持たない私は、せめてZapfinoのアルファベットを学んで、少しはまともな手紙が書けるようになりたいと思います。いつも、書き終わってから「汚い字!」と溜息をつくばかりですから。

フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?



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