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サムライブルー、もう一つの戦い 

7月に予定されていたサッカーの南米選手権(コパ・アメリカ2011)の出場辞退は、実に残念でした。今更たら・ればを言ったところで、決定が覆されるはずはなく、一(いち)サッカーファンの単なる感傷、嘆きでしかないのですが、
アジア王者となった日本が、親善試合ではなく真剣勝負で同組のアルゼンチンと互角に戦うことができたか?
パラグアイと対戦できた場合、W杯の借りを返せたであろうか?
ザック監督がどんな采配を見せてくれただろう?
成長著しい宮市亮選手ら若手が、A代表として通用したか?
など、楽しみな点がいくつもあり、観る側にとって垂涎の選手権大会であったことはもとより、日本サッカー界にとっても、やっと世界のレベルに追い付き始めた実力をさらに向上させる上で、願ってもないビッグチャンスだったのは明らか。その好機を逸した無念さは、すぐには霧消しないです。

そして、もし、出場することとなっていた場合、一つ気になることが。
あの方は果たして代表チームに帯同できたか?

あの方とは、日本代表チームの専属料理人 西芳照さん。

昨年6月の南アフリカ・ワールドカップで、日本代表がグループリーグの熱戦を制して決勝トーナメントに進み、あと一歩でベスト8というところまで躍進できたのは、選手一人一人の実力アップやチームの結束力に加え、高地対策の専門家による選手の健康管理とその指導による食事メニュー、食事の摂り方の工夫にあったということは、当時新聞などで伝えられていました。

サッカー選手にとって生命線ともいえる食事、その食事を提供するために2004年のドイツW杯アジア予選以来、専属料理人を務めているのが
Jヴィレッジの総料理長 西芳照さんなのです。1月のアジアカップでも選手たちの食事を作りました。

5月16日の読売新聞の記事で、氏が本を出版され、福島第一原発事故後、一旦いわき市に避難し、現在は都内の知人宅にて避難生活を送っていらっしゃるということを知りました。
そして、この本の印税は、ご実家がある福島県南相馬市に全額寄付するとのこと。その実家で採れたコシヒカリを遠征先に持って行っていたそうです。
サムライブルーの料理人』。

すぐに購入。amazonでは、売り切れてしまったようで、「現在取扱いできません。」となっていますね。(入荷次第、販売再開されると思いますが。)

この本のサブタイトルは「サッカー日本代表専属シェフの戦い」となっているのですが、この「戦い」という言葉が決して誇張ではないことが、読んですぐにわかりました。私たちの窺い知らぬところで、恐らく選手たちも知らないところで、選手たちが体調不良を起こさぬように、あるいは試合で力を発揮できるようにと、いかに徹底した準備や手の込んだ調理がなされていたのか。現地のホテル側との折衝や現地スタッフとの信頼関係の構築など、経験談を読まなければ想像できないようなご苦労が様々あることを初めて知りました。海外では予期せぬ出来事が時々起きて、その都度臨機応変に対応。飽きさせないメニュー作りに心を砕く。

考えてみれば、私たちも旅先で体調を崩す場合、その原因のほとんどが食事や水にありますよね。私の場合、イタリアでおなかを壊したことがあるし、ギリシャ&エジプトの旅行中も、旅の後半は下痢が続いて、体力を相当消耗した経験があります。寝込むほど重症ではなかったので旅を続けることができましたが、あのような状態で前後半45分ずつのサッカーの試合などできるはずがない。そういう体調不良を選手たちが起こさないように細心の注意を払い、さらに90分以上体力を落とさず戦うために十分な栄養補給、つまり選手にたくさん食べさせることがいかに大切なことなのか、改めて知りました。

また、選手とかわした言葉からは、選手のストイックな食事管理の意識や、西さんへの感謝の気持ちが伝わってきます。

南アW杯の詳細な記録やメニュー、実際に料理した何品かのレシピなども載っていて、何度でも読み直したい一冊です。是非ともお手に取ってみてください。
サムライブルーの料理人
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サッカースポーツ

広報紙で情報を得る 

  • [2011/05/04 19:34]
久々の更新となります。
当初は節電のため、その後は常用薬の一部が十分に入手できなくなり体調不良に陥り、さらにはこのブログの存在意義を考え、暫く更新を控えておりましたが、熟慮の結果、ブログの存続を決め、今日から再スタートです。

さて、震災以後、ネットで得られる情報よりもテレビの情報を、テレビの情報よりも新聞に載っている情報を信頼し、必要と思われる記事は取っておくようになり、この歳になってやっときちんと(隅から隅まで)新聞を読む習慣がついたのですが、この習慣がきっかけで手にした思わぬプレゼントについて、今日は書こうと思います。

新聞は、今までも、一応目を通す、あるいは興味のある記事だけ読む程度のことはしてきました。しかし、県や市の広報紙(私の場合、神奈川県と横浜市が発行している広報紙)に関してはほとんど無視。目の前にあっても手にすることすらなかったのです。

広報紙は、町内会の各班の班長さんが毎月配布してくださっているものですが、紙面に載る県や市のお知らせの中で、
自分の生活に直結する耳よりな情報と言えるものは皆無だと頭から決め込んでいたんです。以前、読んでみたときに、たまたまそうだったからです。

しかし4月に広報紙が届いたとき、私の広報紙に対する認識が、それまでの「役に立ちそうもない印刷物」から「新聞同様に信頼できる印刷物」「地方行政と市民を結びつけるツール」へと格上げされていて、即座に手に取り読み始めたのです。

すると、図書取次サービスについてのお知らせが載っていました。

家から遠いという理由で、社会人になってからはほとんど利用することがなくなっていた
横浜市立図書館。図書館に足を運ばずとも、ネットで読みたい本を予約し、家の近くにある行政サービスコーナーや地区センターで本の受け取りや返却ができるようになっていたことを初めて知りました。

読みたい本は今まですべて購入し、値段の高いものや買う価値があると確信できない本など相当数の書物を諦めてきましたが、今後は、図書館にある本ならば諦めなくていいんです。読めるんです。これは本当に嬉しい!

早速、以前の記事 本の修復にいそしむの中で「相当内容が充実していそう。ただ、お値段が…。」と書いた
西洋製本図鑑』を借りて読みました。美しい装丁の古書の写真を眺めながら西洋の製本の歴史や技術が学べる良書です。
その後、日本を代表する洋古書の蒐集家、愛書家として、その名を知られた気谷誠 氏が書かれた
愛書家のベル・エポック~アンリ・ベラルディとその時代』など、図書出版社 ビブリオフィル叢書の愛書家関連本を読み進めています。
 ・参照ビブリオフィル叢書

横浜市立図書館は、横浜市内に一時避難していらっしゃる方々も利用可能ですし、被災した青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉各県の図書館に代わって調査研究の相談に応じるということですから、該当する県にお住まいの方も是非ご利用ください。
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