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ふたりのトスカーナを一人で 

最近、映画の話題ばかりですが、今日も懲りずに映画です。
と言っても、劇場に足を運ばずとも見れるもの。

時間はあるけど、本は読みたくない、見たいテレビ番組はない、出かける気もしない。でも、ぼ~っとしていたくはない。という時に、PCの電源を入れて、何気なくアクセスしたYAHOO!動画の映画のリストに、それはありました。

2002年に制作されたイタリア映画『ふたりのトスカーナ』。日本では2003年に上映されたようですね。イタリアの女流作家 ロレンツァ・マゼッティ(ロレンツァ・マッツェッティ)<Lorenza Mazzetti>の自伝的小説「Il cielo cade(天が落ちてくる)」を映画化したものです。

無料動画なので、途中何度も広告が入るのが玉にキズですが、予想以上にいい、感動を与えてくれる映画でした。

「第二次世界大戦下、両親を事故で無くした2人の幼い姉妹が、トスカーナ地方に住む伯母夫婦の家で暮らすことになります。
初めこそ年上の従姉妹といざこざを起こしてしまいますが、次第に新しい生活に慣れてきて、学校で知り合った地元の子供達と仲良く遊ぶようになり、周りの大人たちとも親しくなり、
優しく、しかし時に厳しい伯父、伯母の愛情のもと、楽しく、ちょっぴりほろ苦い日々を過ごします。

ところが、その幸せな生活に、暗い影が忍び寄ってきます。ドイツ軍がトスカーナにも侵攻してきたのです。」

この続きは、どうぞ実際にご覧になり、確かめてください。
2月12日(木)まで見られますので。
[追記]期限が3月26日(木)までに延長されたようですね。
 ・参照YAHOO!動画「ふたりのトスカーナ」
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★おすすめ映画★映画

ロメール×美男子×ユルスナール 

いつもの様に、録画しておいたテレビの「フランス語講座」を、ところどころ飛ばしながら観ていたら、
エリック・ロメール監督の最新作『我が至上の愛~アストレとセラドン~』が紹介されていました。

17世紀に書かれた小説「アストレ」を映画化したもので、5世紀、ローマ時代の一組の男女の、愛の物語です。

番組では、映画の内容紹介と共に、主演の二人、セラドンを演じたアンディー・ジレ (Andy Gillet)と、アストレを演じたステファニー・クレヤンクール (Stéphanie Crayencour)へのインタビューもありました。ロメール監督は、撮影が始まると、ほとんど演技指導をしないということや、撮影中自然が味方して、例えば曇っている中、撮影を始めたところ、強風が吹いてきて雲を追いやり、日が射した理想的な状態で撮影することができた逸話などが語られました。
そのインタビュー中、最も興味を引いたのは、アンディー・ジレの美しさ。久々に見た爽やか系フランス美男子。スクリーンで見るフランス俳優って、意外と味のある顔、クセのある顔が多く、成人の正統派美男子って、なかなかお目にかかれないものです。この美しさをもっと見るために、映画を見てみようかなという気も起きてきます。

映画の情報(当然ながらアンディー・ジレの情報も)をさらに得ようと探してみたところ、yaplogに公式サイトがありました。そして、ステファニー・クレヤンクール、女性の方ですが、彼女のプロフィールを見て、驚きました。大叔母が、かの女流作家マルグリット・ユルスナールなんですって。(ユルスナールの姪の娘ということです。)
だから、何というわけではないですし、当の本人にしてみたら、こういうことで騒がれるのは本意ではないでしょうが、一般人の私は、大変興味をそそられます。

この二人、どんな容貌なのか? どんな映画なのか?
興味が湧いてきましたか?


映画『我が至上の愛~アストレとセラドン~』スペシャル公式ブログ




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気になる映画映画

サガンの前売り券 

先日、第二ブログで取り上げましたが、今年の初夏、渋谷のBunkamura内にあるル・シネマで、
映画「サガン」が上映される運びとなったようです。(映画「サガン」が遂に?

そして、公開日がいまだ決定していないにもかかわらず、早くも特別鑑賞券(前売り券)1,500円を売り出していて、購入するとサガンの名言を収録した「サガンノート」がもらえるという情報を得て、前売り券、買ってきちゃいました。(追記:公開日が6月6日に決定したようです)

何も前売り券を買わずとも、サービスデーに行けば映画を1,000円で見られるのですが、「サガンノート」の中身が、どうしても見たかったのです。

サガンノートこちら、ノートと言ってもサイズは小さめの「サガンノート」、
彼女がかつてインタビューの中で語った言葉の中から抜粋されたいくつかが、その内容と呼応するような映画のシーン(カラープリント)と共に印刷されていました。
「愛は…」
「想像力は…」
「わたしは自分の人生に…」など。

それらの言葉は、彼女が何歳の時、どんな状況下で発した言葉なのか?彼女が「愛」を語るとき、具体的に誰に対する「愛」のことなのか?言葉を何度も読み返すうちに様々な疑問が湧いてきます。映画を観れば、その答えが出るのでしょうか?

ところで、このノートの表紙のイラスト、彼女の小説「悲しみよこんにちは」を連想させませんか?誰がどういう意図で描いたものなのか気になって、裏表紙を見てみると、
Illustration:Saul Bass とありました。
その名前で検索し、出てきたWikipediaに載っていたのは、
「映画のタイトルデザインで広く知られ」という文と、手がけた映画の中にあった『悲しみよこんにちは』(1957年)。

そう、映画化された『悲しみよこんにちは』のタイトルデザインだったのです。
当時のポスター(MOVIE GOODS)、かなりインパクトがありますね。
現在の「悲しみよこんにちは」のDVDケースにも、このイラストが使われていました。


私が、断片的に知っているフランソワーズ・サガンの人生。この映画では、どのように描かれているのでしょう?私の知らないサガンと出会うのか?それとも…?
とにかく、映画「サガン-悲しみよ、こんにちは-」の公開が楽しみです。
 ・参照ル・シネマ最新情報
     Saul Bass(Wikipedia)
 ・関連記事サガンを観たい~その1
        映画「サガン」を観て
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映画映画

2009年のお正月~その2 

2009年のお正月~その1の続きです。

歌舞伎の市川猿之助さんが舞台演出を手がけたリヒャルト・シュトラウスのオペラ
影のない女影のない女」のDVD、あったにはあったのですが、日本語の字幕は出ないようです。 ドイツ語、英語 は当然として、イタリア語、フランス語、スペイン語まで用意されていながら、このオペラが上演された日本の言語、日本語による字幕がないなんて、おかしくないですか?オペラのDVDを買う人ってそんなにも少ないのでしょうか?日本では馴染みのない演目ゆえに、販売ターゲットから始めから日本ははずされているのか?どうも合点がいきません。

まぁとにかく、DVDが存在したわけですから良しとして、購入することにしました。国内発送の場合よりも新品のインポートの方が安いので、そちらを選択しました。

家に届いたのが、2009年1月1日。年賀状を除いては、今年初めての郵便物となります。
両親が実家へ年始参りに出かけた2日、たっぷりと猿之助版「影のない女」を堪能しました。

そうそう、昨年中に、ある程度のストーリーを把握しておいた方が良さそうだということで、下のサイトに載っていたあらすじをプリントアウトして、読んでおきました。
 ・こちらオペラ座の夢の夜

冒頭で、登場人物たちの歌舞伎を彷彿とさせる衣装を見て、「やはりこういうことになったか」と、一瞬残念な気持ちになったのですが、見慣れてくると、登場人物と衣装との違和感を感じなくなってきて、むしろこれ以外の衣装では考えられないと思えるほど、登場人物の特徴や人格との一致を感じとりました。(登場人物の全てが歌舞伎風衣装というわけではありません。)

字幕ですが、イタリア語で見ることにしました。ベタで字幕が出ているわけではなく、要所要所、コンパクトに出てくるので、歌詞の意味を
100%理解できないことに多少苛立ちを感じた部分もありましたが、字を目で追う時間が短い分、演者の表現力:表情や細かいしぐさまでしっかりと見ることができ、また、どんな意味なんだろうかと想像しながら歌を聴き、曲相からR.シュトラウスの意図を推し量り、あっと言う間の3時間でした。

以前の記事シチリアの騎士道~その3 の中で、
「オペラをテレビで見る場合、飽きてチャンネルを変えてしまうことがしばしば。いや、ほとんど」
と書きましたが、今回は内容がいいため、しっかり集中できました。

演者の中では、乳母を演じたマルヤナ・リボウシェク(Marjana Lipovšek)の歌声と演技に釘付けとなりました。後半では、それまで乳母の言いなりだった皇后が、一転、自分が石になってしまってもいいと腹をくくってから、その皇后を演じたルアナ・デヴォル(Luana DeVol)のアリアに圧倒されました。

舞台の演出に関しては、皇后の影の有無(影のない女とは皇后の事です)をきちんと見せられる様工夫され、照明の巧みさを感じました。最後、金色の布が波打ち、かと思うと一瞬にして橋のある美しいシーンに変わり、二組の夫婦の幸せな姿が影と共に浮かび上がり、今までの薄暗い世界から光の世界、愛や幸福感に包まれた世界への場面転換が見事で、素晴らしかったです。圧巻の舞台でした。

そして、カーテンコール。観客達の拍手や「ブラボー」の掛け声を聞きながら、私自身も拍手をせずにはいられませんでした。


さて、2日に「影のない女」を観た後、何と3日と4日には、12月23日にBSで放送されていた「まるごとプッチーニ」、録画しておいたものを観たんです。

お正月、いつもは面白くも無いテレビ番組を、だらだら見ながら過ごすのですが、一年の初めに良質のオペラを鑑賞するというのは、すがすがしい気分になって、とてもいいことだなって思いました。
 ・関連記事文は人なり、文は演技なり
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演劇学問・文化・芸術

2009年のお正月~その1 

新年あけまして、おめでとうございます。今年も、よろしくお願いします。

さて、昨年2008年末、私はあることを初めてやりました。一般的には、「大したこと」ではないでしょうが、今までやったことがなかった身としては、どんなことであれ、記録しておく価値のある出来事なんです。

その初めてとは、


DVDソフトを購入した。

です。
なぁんだ、そんなこと。とは思わないでくださいね。今まで買うことのなかったDVDソフト、買いたいと熱烈に思ったことの無かったDVDソフトを、私がわざわざ買ったということは、それだけで小さな事件です。

どんなDVDソフトを買ったのか?映画?音楽?それとも?
何故買ったのか?
それを今回の話題にしようと思います。


12月、私は一冊の本と出合いました。
音楽を仕事に音楽を仕事にして」。この本は、メトロポリタン・オペラをはじめとする海外の歌劇団や世界の著名なクラシック演奏家を招聘するなど音楽マネジメントを専門にする音楽事務所 ジャパン・アーツの創始者 中藤泰雄氏が上梓したもので、ジャパン・アーツ誕生秘話に始まり、今までの軌跡をたどりながら、出会った指揮者や演奏家らとの心温まる交流や、手がけた日本発の音楽事業の紹介、さらに、音楽の専門的な教育を受けていない氏が、どのような生い立ちで、音楽とどのような接点を持ってきたかを語るなど、氏の類まれな音楽体験の足跡を綴ったものです。
 ・関連記事グッバイ ロシア、そしてこんにちは~その2

普段目にする耳にするCD制作、販売、アイドル発掘などとは異なる音楽業界の、世界を舞台にした音楽マネジメントの話は非常に新鮮で、興味深く、また、世界的に有名なテノール歌手 プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo)や今は亡きピアニスト リヒテル(Sviatoslav Teofilovich Richter)の素顔を知るに至っては、彼らの演奏・歌声を改めて聴き直してみたいと思うほど、この本から音楽的刺激を受けました。

さて、この本の中で、1992年11月の愛知県芸術劇場のこけら落とし、バイエルン国立歌劇場によるオペラ「影のない女」(台本:ホフマンスタール、作曲:リヒャルト・シュトラウス )の来日公演の経緯が語られていました。当時バイエルン国立歌劇場の総監督であった指揮者のウォルフガング・サヴァリッシュ(Wolfgang Sawallisch )さんから、日本での公演を希望しており、しかも「影のない女」を、日本人の演出家による新たな作品として上演したいという意向が伝えられ、最終的に
舞台演出:市川猿之助(スーパー歌舞伎のあの方ですよ)
舞台美術:朝倉摂
衣装:毛利臣男
照明:吉井澄雄 ほか
 の日本側スタッフと、ドイツのバイエルン国立歌劇場によるドイツオペラ上演が実現したのです。

市川猿之助さんが、オペラの演出を手がけていらしたことを、それまで知りませんでした。この「影のない女」の前にも、パリでオペラ「金鶏」を手がけ、成功を収めたという実績をすでにお持ちだったそうです。

これは是が非でも「影のない女」を観てみたい。

そう思いました。
そして、amazonで検索し、「影のない女」のDVDを発見。

ところが…


    つづく
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