ヴァイオリンの調べ 

i2[1].gif今夜は比較的涼しく、庭からは虫の音が聞こえてきて、こんな秋の夜にはヴァイオリンの独奏なんぞ聞きたくなってきます。奇しくも昨年の今日 8月28日の記事で、秋になるとフランスの詩人ポール・ヴェルレーヌ(Paul Verlaine)の詩『落葉』の冒頭部分、
「秋の日の ヴィオロンのため息の…」を思い出すと書いています。
 ・こちら好きなもの

ヴァイオリンといえば、先日ご紹介した英国映画「ラヴェンダーの咲く庭で」(過去の記事英国映画に酔う)、その中のヴァイオリン演奏シーンは、アメリカのヴァイオリニスト ジョシュア・ベル(Joshua Bell)の吹き替えでした。20060828210636.jpg1967年12月9日生まれで現在38歳。14歳で、リッカルド・ムーティが指揮するフィラデルフィア管弦楽団と共演し、1985年にはセントルイス交響楽団と共演してカーネギーホールのデビューを果たした。ということですから10代ですでにその実力を認められていたわけですね。もっとも、世界の名だたる演奏家たちは、皆そうですけど。
米アカデミー賞で作曲賞を受賞している1998年制作カナダ、イタリアの合作映画「レッド・バイオリン」において、ジョン・コリリアーノ作曲の映画音楽でもソロ・パートを演奏しています。

では、彼の演奏とは、どんなものなのか?

公式サイトを開くと、上の画像がCDジャケットになっている、9月5日発売のアルバム「Voice of the Violin」の収録曲が聞こえます。

Oh! 1曲目から、私が大好きなラフマニノフの「ヴォカリーズ(Vocalise)」

ジョシュア本人が選んだ、メロディーラインの美しい名曲の数々。タイトルは知らなくても、聞きなれた曲ばかりです。

彼のストラディヴァリウス「ギブソン」の音色に痺れます。(参照ストラディバリウスの秘密

秋の夜長にヴァイオリンの美しい調べ。これを贅沢と言わずして何を贅沢と言うのか?

公式サイトの「Multimedia」をクリックすると、演奏の映像も見られますよ。
 ・こちらジョシュア・ベル公式サイト
 ・参照ジョシュア・ベル(Wikipediaより)
    ジュシュア・ベルのCD

 ・関連記事マイベスト Xマスプレゼント for myself
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クラシック音楽

英国映画に酔う 

今まで、映画祭の情報公開前の映画について書くことはあっても、自分が見た映画を話題に取り上げる機会が極めて少ない私。ネタバレしないように気を遣いながら、しかし映画の情報を織り込みつつ自分なりの解釈、感想を旨く書くという高等技術が備わっていなくて、「記事にしよう!」という気がなかなか起きないのです。

ところが、珍しく「記事にしよう!」と思える映画に出逢えたので、取り上げてみます。

20060826185148.jpg先日WOWOWで見た「ラヴェンダーの咲く庭で(Ladies in Lavender)」20060826185724.jpg2004年制作のイギリス映画。長年、舞台やテレビ、映画で活躍してきた英国俳優チャールズ・ダンス(Charles Dance)の監督デビュー作です。

舞台は1936年のイギリス、コーンウォール。海辺の一軒家に住む老姉妹。庭の手入れをしたり、2人で仲良く海岸を散歩したりと、気ままに楽しく、しかし穏やかに暮らしていました。ある嵐の翌朝、海岸に打ち上げられていた青年を発見した2人は…。
演じるのは、共にアカデミー賞女優のマギー・スミス(Maggie Smith)ジュディ・デンチ(Judi Dench)
20060826190146.jpg姉を演じるマギー・スミスは、「ハリー・ポッター」シリーズの マクゴナガル先生役でお馴染みですよね。
20060826190156.jpgそして妹を演じているジュディ・デンチは、「恋に落ちたシェイクスピア」でのエリザベス1世役 が印象的です。

20060826190629.jpg青年役は、「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュール(Daniel Bruhl)。最初、髭をはやしていたので、すぐに彼とはわかりませんでした。

まだご覧になってない方のために、ストーリーは伏せておきますが、英国屈指のベテラン女優2人の演技力細やかな心理描写、そして庭の美しさ穏やかなセンスのいいBGM上質なこの小品が大変気に入りました

この映画で、監督デビューを果たし、監督だけではなく脚本も手がけているチャールズ・ダンスは、他の映画の撮影中、待ち時間に退屈して、なにげなく衣裳部屋に置いてあった『Faraway Stories』という短編集を手に取りました。その中の一編にすぎなかったウィリアム・J・ロック作の短編小説が気に入り、それを基に自ら脚本を書き始め、推敲を重ね、プロデューサーの手に渡したことから、この映画誕生となったのです。
 ・参照チャールズ・ダンス出演作品(allcinemaより)

そして映画の冒頭部分から、私を虜にした音楽を担当したのがナイジェル・ヘス(Nigel Hess)
英国の作曲家で、映画やテレビ、舞台の作曲を数多く手がけ、指揮者としても活躍中。オリジナル曲「The Way of Light」が、セント・ポールズ・カセドラル大聖堂において、エリザベス女王、チャールズ皇太子来賓の下、演奏されるという名誉に預かっているお方とか。

この作曲家に興味を持ち、公式サイトを開き、過去に出しているCDの中で、一部の曲を試聴できた「TV themes」を聞いてみると…いい!
俄然、このCDが欲しくなり、amazonで調べてみるとラヴェンダーの咲く庭で<サントラCD>」くらいしか見当たりません。

いろいろ調べてみて、やっとHMVのネットショップで見つけました。
 ・こちらTV Themes(by HMV)
  参照ナイジェル・ヘス公式サイト

早速注文。まだ届きませんが楽しみです。

映画の内容について、スタッフ、出演者についてもっとお知りになりたい方は、映画の公式サイトへ。 
 ・こちら「ラヴェンダーの咲く庭で」公式サイト 
  参照ラヴェンダーの咲く庭で<DVD>

WOWOWでは、今後もこの映画の放送を予定している様ですので、まだ見るチャンスはありますよ。
 ・こちらWOWOW ON LINE 

[追記]フィギュアスケート界のアイドル 浅田真央ちゃん。2007~2008シーズンの彼女の使用曲、この「ラヴェンダーの咲く庭で」の一曲をショートプログラムで使っています。
詳細は
 ・こちら浅田真央 スケートカナダで逆転優勝(幸せテディベアのモノローグ)
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映画感想映画

あの4人が戻ってくる! 

home_main_nonflash.jpg懐かしいこの4人!そう、このブログでも放送開始前の昨年の9月12日以来、再三再四取り上げてきた話題の米国ドラマ「デスパレートな妻たち」、略して「デス妻」。第1シーズンが2006年3月1日に終わってしまって、以来、連続ドラマを見ていません。

第2シーズンが2006年10月4日(火)からNHK BS2にて放送開始だとは聞いていましたが、それに先駆け、過去に放送した第1シーズンの再放送があるようです。(注意:放送は終わりました)

DVDも出ているようですね。
画像アドレスの最後の部分

再放送まで、まだ日にちがあるので、私の過去の記事でも見て、予備知識を蓄えておいてください。
 ・'05 9/12の記事期待大!? デスパレートな妻たち
  '05 9/20の記事エミー賞授賞式
  '05 9/30の記事デスパレートな妻たち~大変なことになってます
  '05 11/28デスパレートな妻たち~カレンダー
  '06 1/24ゴールデン・グローブ賞結果から
  '06 3/6デスパレートな妻たちのその後
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★海外テレビ番組★テレビ・ラジオ

第63回ヴェネチア映画祭 

20060822234645.jpg今年も始まります。世界三大映画祭の一つ、イタリアのヴェネチアで開催されるヴェネチア映画祭8月30日に開幕です。
昨年も、取り上げました。(過去の記事ヴェネチア映画祭

さて、今年は、いくつになってもお美しい仏女優カトリーヌ・ドヌーブを審査委員長に迎え、その他6名の審査員の中には、昨年「親切なクムジャさん」を出品した韓国人監督パク・チャヌク氏の名前も。彼らがどんな映画を金獅子賞に選ぶのでしょうか?気になりますね。昨年は、米国アカデミー賞の監督賞も受賞したアン・リー監督の問題作、「ブロークバック・マウンテン(Brokeback Mountain)」が金獅子賞を獲得しています。(過去の記事ヴェネチア映画祭結果発表

今年コンペティション部門にノミネートされた21作品を見てみると、日本からは2作品が入っています
1.20060823001416.jpg今敏監督の「パプリカ」(アニメーション)。これ、筒井康隆原作のあの小説のアニメ化ですね。美貌の天才サイコセラピスト、コードネーム:パプリカ。夢探偵でもある彼女が、男たちの夢に入り込み、夢のテロリストに立ち向かい…という、夢と現実が入り乱れたSF小説。

確かに、これを実写で映画化するのは難しいかもしれませんね。アニメという手法を選んだのは賢い選択だと思います。日本での公開は、来年のお正月。

2.もう一つの映画は、大友克洋監督の「蟲師(むしし)」
出演は、オダギリジョー、江角マキコなど。同名マンガの映画化で、4063143325.09._SCMZZZZZZZ_.jpg一般の人の目には見えない異形の生命体「蟲」の専門家である「蟲師」のギンコが、蟲を寄せ付ける体質のため1カ所にとどまることができず、さまざまな土地を旅しながら、蟲が引き起こす不思議な現象を解き明かしていく。という内容だとか。

この2つの映画、この非現実感、似ていませんか?

選外のアウト・オブ・コンペティション部門、17作品の中にも、日本作品が。宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」と黒沢清監督の「叫(さけび)」<出演:役所広司、小西真奈美ほか>です。

授賞式の模様は、スカパーの「ムービー・プラス」で、9月10日(日)午後11時~12時半放送<再放送9/12 9/19 9/23>。詳しくは
 ・こちらヴェネチア映画祭(ムービー・プラス)
 ・参照ヴェネチア映画祭 公式サイト(英語)
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映画情報映画

セオに惚れる 

ブログ開設以来、こんな意味深なタイトルは初めてではないでしょうか?
 
 「セオに惚れる」

セオって誰の事?どんな人?
一昨日までは、セオとかテオ(共にTheo)といったらゴッホの献身的な協力者、理解者であった実弟テオしか知りませんでしたが、昨晩ものすごいセオと出逢ったのです。

そのセオとはセオ・ウォルコット(Theo Walcott)
WALCOTT.jpgイングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する1989年生まれの17歳。ポジションはフォワードです。
ドイツ・ワールドカップで、イングランド代表に選出され、ずいぶん話題になりました。というのも、17歳という年齢以上に、今年1月にサウザンプトンからアーセナルに移籍後、アーセナルでは出場機会が全くなかったのですから。代表監督エリクソンのこの決断を疑問視する声もずいぶんありました。私の記憶違いでなければ、結局W杯では出場機会を与えられなかったですよね。エリクソンは、セオとイングランドの将来のために、大勝している試合の最後に彼に機会を与え、世界の桧舞台に立たせてあげようなんて考えていたのでしょうか?

さて、そのセオ君。実は、私はその顔さえ満足に知りませんでした。
8月19日のアーセナルの開幕戦、対アストン・ビラ戦の後半から出場したセオ・ウォルコット。ルックスはかなりキュート♪ 彼のプレーを初めて見ました。

かなりいいじゃないですか。左サイドに入ったのですが、パスが的確でキープ力もあります。

この試合、アーセナルの新スタジアム エミレーツ・スタジアムで行われ、つまりアーセナルのホームでの試合だったわけですが、頼みのティエリ・アンリ(Thierry Henry)が、3日前に行われたフランス代表の親善試合(フランスVSボスニア・ヘルツェゴビナ)で90分フル場したためにその疲れがまだ抜けていなかったのか、決定的な場面で、何度かシュートをはずし、前半は0-0で折り返しました。
そして後半、何とアストン・ビラに先制を許してしまいます。その後、選手交替でピッチに立ったセオ。何度か切れのあるいいプレーを見せた後、ペナルティエリアからボールをセンタリング。ディフェンダーとの競り合いに勝ったロビン・ファン・ペルシ(Robin Van Persie)が頭で落とし、そのボールをジウベルト・シルバ(Gilberto Silva)がボレーシュート

ゴ~ル!

結局試合は1-1のドロー。アーセナルが勝点3を取れなかったのが非常に残念でしたが、セオ・ウォルコット(Theo Walcott)を初めて見られて、しかも得点にからんだ好プレーを見せてくれたことに感動です。

 ・参照セオ・ウォルコットのプロフィール(アーセナルHP)
    セオ・ウォルコットのプロフィール(Wikipedia)
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サッカースポーツ

日本回帰現象 

今年の3月下旬に発売された高純度の椿オイルが入った資生堂シャンプー「TSUBAKI」。ご存知でしょうか?この商品、8月末にも売り上げが年間目標の100億円に達する見込みだということです。これはかなりすごい売れ方といってよいのではないでしょうか?

そんなに使い心地のいい、あるいは、効果を実感できるシャンプーなのでしょうか?私は実際に使ったことがないので、「すごい売り上げ」としかコメントできません。でも、どんなシャンプーなんだろうって、気にはなりますよね。そこで、公式サイトで商品情報をチェックしたり、@コスメのクチコミで評価を確認してみると~
 ・こちら資生堂シャンプー「TSUBAKI」公式サイト
    @コスメ・クチコミ「TSUBAKI」

ところで、資生堂のシャンプーにも使われている椿オイルといったら、お馴染みのこれ!

瓶に入った「大島椿」ブランドの椿油。うちの母親は未だに愛用しています。昔から日本女性は、カラスの濡れ羽色(ツヤのある黒髪)を保つために使ってきましたよね。私の中では「かつて」の印象が強かったのですが、今も尚、愛好者がたくさんいるようです。@コスメにおいて、毎年ヘアケア部門1位と総合大賞を受賞していて、昨年2005年には殿堂入りを果たしています。それだけ支持されている、ということです。

その「大島椿」の公式サイトによると、「続日本紀」には、777年日本特産の椿油を一缶、渤海(今の中国の東北部辺り)に送ったという記録が残っているそうです。8世紀には、すでに日本の特産品と言えるほどに、椿油の良さが認められていたのですね。

ところで、一口に椿といっても、日本固有の原種だけでも4種類、現在では品種改良が進み、6,000種を超える椿があるそうです。驚きの数!
しかしその中で、椿油を採れるのはヤブツバキのみ。油は種子から採るそうです。椿油の特徴は、酸化しにくく、乾きにくい、しかも主成分が人間の皮脂と同じなんですって。
 ・参照椿油博物館(by大島椿)
大島椿公式サイト・トップページ
    @コスメ・クチコミ「大島椿」

その「大島椿」から、今はいろいろな商品が出ているんですね。
 ・参照「大島椿」製品

ところで、日本人が古来より利用している、植物の力を利用したこんな商品が注目を浴びているようです。
カゴメの「植物性乳酸菌 ラブレ」
植物性乳酸菌とは、ヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌とは異なり、 日本人にとって馴染み深い漬物や味噌、醤油などの発酵食品に多く含まれている乳酸菌です。動物性乳酸菌に比べ、胃液や腸液によって死滅しにくい、つまり腸内の過酷な環境に強いというのが特長だとか。これなら、効率よく腸内の善玉菌を増やせそうですね。

洋食よりも和食の方が日本人の体にいいように、乳酸菌も、動物性ではなく、植物性の方が合っているのかもしれません。ちなみにこの「植物性乳酸菌 ラブレ」に使われているラブレ菌は、京都のすっぱい漬物、すぐき漬けから発見されたそうです。

最近では、塩分の摂りすぎを気にしすぎて、漬物や味噌などを食べる機会を減らしてきましたが、昔から日本人は、この様な食品から乳酸菌を摂取していたのですね。日本の食文化の見直し、生活の知恵の見直し。科学的根拠にのっとったこういった見直しが、今後もどんどんなされることを期待しています。
 「植物性乳酸菌 ラブレ」公式サイト 
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「本」という名の船に乗って~その3 

  • [2006/08/14 23:22]
「本」という名の船に乗って~その1
「本」という名の船に乗って~その2
と、2回に渡って、歌舞伎の世界やスペイン旅、真実の純愛物語、女流画家とフランス語が堪能な日本男児との恋など、様々な世界を見て廻った今回の船旅。今日は日本に上陸し、次に乗る船(本)を探します。

堀口大學のことをもっと知りたい!できれば本人の回想録を読んでみたい!若いころの写真を見てみたい!

そこで、amazonで検索すると
 ・こちら堀口大學
     堀口大学

詩や翻訳本はあっても、堀口大學その人について書かれた本は、きのうご紹介した2点しか見当たりません。
 ・参照父の形見草~堀口大学と私
    黄昏の詩人~堀口大学とその父のこと

ちょっと待って!「おもちゃの三味線」の著者紹介のところで、過去の著書に「堀口大學」の名前を見たような~。

関容子氏は、「日本の鶯~堀口大學聞書き」という本も書いていました。しかも、この本は日本エッセイスト・クラブ賞受賞。ネットでこの本を探してみると、いつも利用しているどのネットショップでも、該当なし。取り扱いできません。

ネットでいろいろ調べてみると、電子書籍なら525円で読むことが出来る様。本は諦めるしかないか。と断念しかけた頃、見慣れないサイト名が。

【古本・古書(販売/買取)】本を愛する人の総合サイト・スーパー源氏

皆さんご存知でしょうか?私は見たことも聞いたこともありませんでした。マイパソコン暦、わずか1年5ヶ月の私ですので、購入以前に話題にのぼったネット関連情報については、あまり知らないんです。このサイトの紹介ページを読んでみると、「スーパー源氏」は有限会社 紫式部が運営しているネットによる古書通信販売。スタート時の1995年には、わずか古書店3店舗が加盟するのみだったが、2003年には全国150店以上の店舗が加盟。検索できる本は250万冊にも及ぶそうです。そして、なんと「現代用語の基礎知識」にもきちんと掲載されているそうです。

前置きが長くなりましたが、この「スーパー源氏」に、「日本の鶯~堀口大學聞書き」があったのです。さっそく注文しましたよ。品物の到着後、郵便振替か銀行振り込みによる支払い、という親切なシステムに好感が持てます。ちなみに、本の代金の他に、送料と振り込み手数料がかかります。

近日中に届く予定です。あ~楽しみです。一度は諦めかけていた本を手にすることができるなんて、やっぱりPCは便利ですね。(だけど、本の代わりにPC画面で文章を読むっていうのは、興ざめですね。しかも目が悪くなりそうだし。ページをめくる代わりにクリックっていうのもいただけない。)
 ・こちら「スーパー源氏」

追記:見たがっていた堀口大學の若かりしころの写真、前述の「黄昏の詩人~堀口大学とその父のこと」に少し載っていました。どちらかというと、大學本人よりも、お父様の方がダンディーでいい感じ。
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購入/売却書籍本・雑誌

「本」という名の船に乗って~その2 

  • [2006/08/13 22:11]
昨日の本」という名の船に乗って~その1に引き続き、今日も船旅を続けていきます。

ご紹介した関容子著おもちゃの三味線で、松本幸四郎、中村吉右衛門兄弟のお母様による夫 松本白鸚さんの思い出話まるで上質の純愛小説の様!)を読み終えると、次には著者 関容子氏が取材で出逢った「やさしい人たち」との楽しい思い出話が始まります。

昨日、最後にヒントを出した「仏文学者の~。フランス語を勉強し始めた理由が当時としては異例なあの人。」

答えは、堀口大學でした。詩人でフランス文学者だった堀口大學(1892年~1981年)。アポリネールのあの有名な詩「ミラボー橋(画家マリー・ローランサンとの恋とその終焉を綴ってある)」の翻訳や、「星の王子様」でお馴染みのサン=テグジュペリの「人間の土地」「夜間飛行」他、多くのフランス文学作品を翻訳しています。

今まで、私にとって興味の無かった文学者でしたが、「おもちゃの三味線」によると、「19歳の夏、父君の任地メキシコで生活を共になさることになる。御生母を早くにおなくしになり、二度目の母君はベルギーの女性だったため、家庭の日常語がフランス語なので、どうしても覚えなければ用が足りなかったという。」つまり、継母がベルギー人だったために、フランス語を本格的に勉強せざるを得なかった。というきっかけが、当時としては珍しかったでしょうし、外交官の父とベルギー人の母との生活や海外での様々な経験が、彼の人格形成や思考方にどのような影響を与えたのだろうかと考えると、俄然興味が沸いてきました。

さらに、スペインで、かのマリー・ローランサンと知り合い、油絵の手ほどきを受けるようになり、師弟関係から友達、さらにはそれ以上の特別な関係であったらしいと知るに及んで、いったいどんな日本男性だったのだろうと、益々興味津々に。

後年、作品を日本語訳をすることとなるアポリネールの存在を大學が知ったのも、マリー・ローランサンの影響だとか。何しろアポリネールは、マリー・ローランサンのかつての恋人だったのだから。

どんなに魅力的な人だったのでしょう?堀口大學とは。若いころの写真を見てみたいものです。ネットで画像を探してみても、こういったものばかり。ちなみに右下の眼鏡をかけているのが大學です。

大學の人となりをもっと知りたくなり、本を探してみると、ありますあります。
 父の形見草~堀口大学と私:著者は一人娘である堀口すみれ子さん。
 黄昏の詩人~堀口大学とその父のこと:工藤 美代子著
20060813215127.jpgさっそく注文。「父の形見草~堀口大学と私」の方は、もう読み終えてしまいました。

意外にも、老年期の堀口大學は、日本の文学者そのものの趣向。食事は、肉より魚、お酒は日本酒だったそうです。海外生活が長くても、19歳までは日本で育ったため、体の中は純日本人だったのですね。

この2冊だけでも堀口大學、その人を知るには十分でしょうが、本人の回想が読めないものか?そして…。

[追記]この記事を書いた後、2007年2月にNHKで放送された番組 
シリーズ恋物語「堀口大學 遠き恋人に関する調査」。まさに、マリー・ローランサンとの恋愛話(仮想か現実か?)をドラマ仕立てで紹介したもので、西島秀俊が女性誌の記者を演じるなど、凝った作りになっていて面白かったです。この番組が、10月に再放送されますので、興味のある方はご覧ください。
NHKハイビジョン
2007年10月10日(水)23:15 ~25:05

   つづく
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読んだ本。本・雑誌

「本」という名の船に乗って~その1 

  • [2006/08/12 17:43]
私は今旅行中。優雅な船旅です。それも「本」という名の船に乗って、時代をさかのぼったり、著者と共にどこかの国を訪ねたり…

20060812172222.jpg歌舞伎役者の松本幸四郎さん。テレビドラマやミュージカル、翻訳劇などでも活躍中ですが、彼のエッセイ集弁慶のカーテンコールを少し前に読み終えました。そもそもその本を本屋でみつけて買ったのには理由がありました。先ず、母親が好きな役者だという点。私も好きではありますが、仮にこの本を途中で投げ出したとしても、母親が読むだろうと思ったのです。なんとも消極的な理由。
そして、ミュージカル「ラ・マンチャの男」でのドン・キホーテ役が大変有名ですが、その彼が、奥様、長女と共にスペインを旅するという旅番組を、たまたま今年始めに見ていて(とてもいい番組でした)、旅の途中で書いた旅日記のようなものも本の中に収められていたのです。幸四郎さんがたどったドン・キホーテゆかりの土地を、再度、文章の中で訪ねてみたいという思いと、番組の中だけでは伝えきれなかったご本人の本音の部分が、ちょっぴりでも読みとれるかなという期待がありました。

最後まで読んでみて、期待していた旅日記の部分は、旅番組の記憶と照らし合わせながら楽しく読めましたが、特に印象的だったのは、高麗屋の長男として生まれて、今に至るまでの生い立ち、出演作品の話や演技論、そして父、松本白鸚(八代目松本幸四郎)の思い出

初代 中村吉右衛門の一人娘だった幸四郎氏のお母さんが6~7歳の頃から、13歳年上のお父さん(松本白鸚)を一途に思い続け、大変な難関を乗り越えて嫁いだことを、本人の口からではなく、関容子著「おもちゃの三味線」で知り、深い感銘を覚えた。というくだりを読んで、俄然興味が湧き、すぐにその本を購入して読みました。

その「おもちゃの三味線」は、幸四郎氏のお母さん 藤間正子さんからの聞書のほかにも、十七代目中村勘三郎さん(今の勘三郎氏のお父さん)や、芥川比呂志さん(芥川龍之介の長男。俳優、演出家)、そのほかにも何人かの文学者と、取材を通して知り合った著者との思い出などが綴られていて、これまた面白いんです。特に興味を惹いたのが仏文学者の~。フランス語を勉強し始めた理由が当時としては異例なあの人。
これを見たら誰の事かわかっちゃいますね
 おもちゃの三味線

つづく
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紹介したい本本・雑誌

amazonに刺激されて 

ネットでの書籍販売でお馴染みのamazon(アマゾン)。私も頻繁に利用させていただいておりますが、先日、「サイト上で小売店などに場所を貸して商品を販売する『仮想商店街』事業に年内にも参入する」というニュースが新聞に載っていました。楽天YAHOO!にとっては脅威となりそうですが、そのamazon、従来の直販の方も、内容を充実させつつあります。最近、新たに「ヘルス&ビューティー」ストアを開設。どんな品揃えか興味があって開いてみると、すごいすごい!バス・ケア用品や、化粧品、アロマ関係、ダイエット商品などなど、見るだけでも面白い。
・こちらヘルス&ビューティー・ストア

その中で、私の目を惹いたのがロジェ・ガレ(ROGER&GALLET)の石鹸やボディーシャンプー。前にも、好きな石鹸としてご紹介しましたが(過去の記事爽やかさ売ります!)、1806年、パリのサントノレ(Rue Saint Honoré)通りに開業後、かのナポレオンが愛用したというオーデコロンや、質の良い天然素材を使って作られる、香り豊かな丸い形の石鹸で有名なロジェ・ガレ(Roger&Gallet)。近年は、従来の商品に加え、ボディケア商品も充実させたり、2000年には新たに「グリーンティー」のフレグランスを世に出すなど、少しずつ進化もしている注目のブランドです。
 ・参照ロジェ・ガレ公式サイト

さて、amazonのロジェ・ガレ商品リストを見ているうちに、石鹸が欲しくなってきました。
 こちらロジェ・ガレ商品リスト
(現在は、amazonで扱っていないようです)

リストに挙がっている石鹸の中では、アーモンド・ブロッサムの香りがいいかな?と思いましたが、全種類載っていないのがちと不満。でも他のネットショップを見てみると、石鹸に関しては、どれも品揃えはamazon以下でした。う~ん悩むな。
・参照ロジェ・ガレ(YAHOO! shopping)
   ロジェ・ガレ(楽天市場)

そして、結局、デパートに他の香りの石鹸を求めて出かけてしまいました。

20060805235826.jpgで、買ったのがこのブーケ・インペリアル(Bouquet Imperial )。ものすごく前に使ったことがあるシャネルクリスチャン・ディオールの石鹸に似た香り。

それは、パリの香り~(この香りから、他の都市をイメージできない)。

さっそく、今日はこの石鹸を使ってみました。

気分はParis

A bientôt.(またね!)

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本日の日記日記

体にいい食べ物・飲み物<海外編> 

「病気にならないための~」「体にいい~」食材や料理の情報に過剰に反応して、新たな情報をゲットするやいなや、すぐに試したくなってしまう日本人。私もその一人ですが、健康であるために日本人ほど熱心な国民はいないのではないかと思いつつ、世界に目を向けてみると、各国にはそれぞれ、昔ながらの民間療法があったり、健康にいいからとブームになっているものがあるのです。

以前、風邪の治し方について記事にしたときに、ユニークな世界の民間療法を少しご紹介しました。 
 ・こちら恐るべし民間療法

フランスに留学経験のある、私の友達の友達によると、風邪を引いたときに栗の花の蜂蜜を湯に溶かして飲むと、体が温まり風邪が治るとか。フランスで教わったそうです。それを聞いた友達が試してみたところ、効果があった。と言っています。

私はそもそも栗の花の蜂蜜なんて、なめてみたこともないので、普段食べているアカシアやレンゲの蜂蜜とどう違うのかわかりませんが、ちょっと苦味がある様ですね。日本でも、蜂蜜専門店以外に通販でも購入できるみたいですので、今度試してみたいと思います。
 ・こちら栗の花の蜂蜜

さて、のこのシーズンによく食べたり飲んだりするものに着目してみると、先ずスペイン料理ガスパチョ。冷たいスープですので、食欲の無いこの季節にぴったりですが、このスープを朝・晩250mLずつ2週間飲み続けると、尿酸値が下がる。という研究結果が、昨年、米国の栄養学雑誌「Journal of Nutrition」11月号で報告されたそうです。

ガスパチョは、トマトや玉ねぎ、ピーマンなどの野菜を生のままミキサーで細かく砕き、オリーブオイルとワインビネガーを加えたとてもシンプルな料理ですが、ビタミンCや各種のカロチノイドなど、水溶性、脂溶性の抗酸化ビタミンをたっぷり含み、それが尿酸値を引き下げてくれるのです。実験結果は、男性では18%、女性では8%、尿酸値が下がったそうです。
毎日飲み続けるのはかなり大変ですが、痛風の方、試してみては? 
 ・参照日経BP

次に、フジテレビ系で放送中の「あるある大事典」の中の「世界あるある最新報告」から。過去に放送した内容をHPで紹介しています。

ギリシャで今注目を集めているのが、ピスタチオのアイスクリームだとか。ピスタチオは、コレステロール値を下げ、血液をサラサラにする!と大評判なんですって。(7月放送)

もっと身近な食品も登場します。
イタリアのバールでの人気飲み物がオルゾ(orzo)。オルゾとは、なんと麦茶
ナイアシンを豊富 に含み、美肌効果があるということで、女性客の支持を受けているというのです。
オルゾは、焙煎された大麦にエスプレッソマシーンで圧力をかけ、エキスを抽出して作られます。 かなり濃厚な麦茶となります。最近では、インスタントタイプのものも出ているとか。(3月放送)
 ・参照あるある大事典
    イタリア産オルゾ


ほかにも、世界にはいろいろな「体にいい食べ物・飲み物」があることでしょう。なにかご存知でしたら、教えてくださいね。
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日記日記

無題 

現在このブログ『幸せをくれるテディベア』では、一番最初にアップした記事のみを登録している「はじめまして」を除いて、14個のカテゴリーを設けています。ここに挙げてみますと、

 1.花・華
 2.音楽
 3.美しさ
 4.おいしい!
 5.気になること
 6.ある出来事
 7.サッカー
 8.言葉
 9.気分転換
 10.感動!!
 11.これは、おすすめ
 12.スゴイ!
 13.心地よさ
 14.ハーブティー

ここで問題です。どのカテゴリーの記事が最も多いでしょう?<答えがわかっちゃうので、右サイドを見ないでね!>

答えは、「気になること」で55のエントリー(今回もこれです)。

2番目に多かったのは、ここ1ヶ月ご覧いただいた方なら、すぐにおわかりでしょう。「サッカー」で53。
3番目以降は、
 ・ある出来事~39
 ・これは、おすすめ~37
 ・音楽~31
 
ここから急に少なくなります。
 ・気分転換~19
 ・花・華~16
 ・おいしい~14
 ・スゴイ!~13
 ・感動!!~10
 ・美しさ~9
 ・言葉~7
 ・心地よさ~4
 ・ハーブティー~2

この結果から見えてくるものは、気になる、関心のある事柄や出来事はたくさんあって、それを「これは、おすすめ」と言える程度には感心しても、「感動!!」「心地よい」「美しい」「おいしい」「スゴイ!」と言えるほどには心が動かされていないのかな?ということです。

確かに、このブログを始めて今日まで、「こんなの初めて!楽しい!」「キャー!…(言葉にならない)」という、体中の細胞が活性化してしまいそうな程の楽しい、あるいは身の毛もよだつ恐ろしい体験をしていない気がします。では、私はいったいどうすれば、体中の細胞が活性化してしまいそうな程の楽しい思いができるのでしょうか?catania.jpg

きっと旅ですね。それも海外への。


でも、今夏も行けません。
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