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 2005年07月 

旅先のoh my God!~ギリシャ<その3> 

ph01[1].jpgクレタ島のクノッソス宮殿遺跡。イギリス人のエヴァンズにより1900年以降発掘され、ギリシア神話の半牛半人の怪物ミノタウロス伝説、ラビリントス<迷宮>の舞台である。女王の間に描かれたイルカの壁画city05_fg02_001[1].jpgや、黒味ががかった赤色が印象的な玉座の間など、「遺跡」というには、鮮やか過ぎ、美しすぎる宮殿跡です。それもそのはず、イルカの壁画をはじめ、いくつもある壁画の多くは、オリジナルを博物館で保管し、レプリカがかけられているのです。これは、見学者にとって大変うれしいことで、以前ナポリのポンペイ遺跡に行った時、だだっ広い敷地内を、半ば熱射病になりながら歩きまわったのに、建物はかなりの破壊のされかたで、壁画もほとんど見ることができず、ひたすら疲れただけという体験をしているだけに、クノッソスの程よい広さと数々の美しい壁画のレプリカは、行く価値のあるものだった

昨晩偶然であった日本人女性と一緒に見て周り、バスでイラクリオンに戻り、地元の人たちが行くような食堂に入った。

食事の途中、何時かなと食堂内の時計に目をやる。えっ?もう3時。自分の腕時計を見てみると2時ではないか。

「ここの時計狂ってるみたい。まだ2時なのに3時になってるよ!」私が彼女に告げると、「えっ?3時で合ってるよ。」

一瞬目の前が真っ白になりそうだった。私はギリシャに到着以降、時間を1時間間違ったまま飛行機に乗り、今まで過ごしていたことを、そのとき初めて知ったのだ。日本とイタリアの時差が7時間。は合っていた。ギリシャもそうだと思っていたのだが、ギリシャとイタリアは時差が1時間あって、時計の針を1時間進めなければならなかったのだ。

それで納得。アテネ国際空港に着いたとき、思ったより到着が早いと思ったはずだ。国内線に乗るためチェックインをした時、すでに出発予定時刻を過ぎていたのだ。どうりで、搭乗をせかされたはずだ。

彼女に会わなければ、クレタ島を離れるときも、1時間間違えたまま空港に行き、飛行機に乗り遅れていたかもしれない

なんてこと! 

  チュニジア編
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旅先のoh my God!~ギリシャ<その2> 

アテネの国際空港から国内線の空港にバスで移動してみると、出発時間まで30分を切っていた。急いでチェックインカウンターへ。カウンターの女性は、ちょっと驚いた表情をして、「搭乗が始まっているので、早く搭乗口へ行ってください」と私を急かす。

ヨーロッパ、特に南のほうは、時間にルーズで、どうせ飛行機の出発も定刻どおりではないだろうと、タカをくくっていた私は驚いた。「ギリシャって意外と時間に厳しいお国柄なのか?」と感心。搭乗口ロビーに行ってみると、乗客たちが行列を作っていたが、まだ搭乗は始まっていないようだった。急いでトイレを済まし、再び搭乗口へ。搭乗が始まっていた。

theoxenia2[1].jpg私が乗った飛行機は、最終便の1便前だった。乗るときにはまだ空が明るかったのに、イラクリオンの空港に着く頃には、すっかり日が落ていた。その空港から中心街にあるホテルまではバス移動。人に尋ね尋ねバス乗り場に着いてみると、アジア系の女性と西洋人が英語でしゃべっていた。「カップルかな?」そう思っていたが、その女性が日本語で話しかけてきた。「な~んだ。」カップルではなく、彼女も一人旅だった。話してみると、泊まるホテルは違うものの、同じ停留所で降りるらしい。

停留所で別れ、それぞれのホテルに向かった。

翌朝、私はあらかじめ決めておいたスケジュールどおり、クノッソス宮殿遺跡に行くことにした。クノッソスに行くバスは、私のホテルから少し歩いた海沿いのターミナルから出ると「地球の歩き方」に載っていた。そのターミナルまで、途中ギリシャ正教会から流れる、神父の美しい歌声を聞いたり、開店前の店をのぞいたりしながら、初めてのクレタ島を満喫しながらの楽しい散策となった。

世界各国からクレタ島にやってくる観光客の最大の目的がクノッソス宮殿遺跡。バスもかなり頻繁に出ているようだ。

ターミナルから乗った私は余裕で座れたが、停留所ごとに人が乗ってきて、すぐ座席は埋まり、満員になってきた。ふと、立っている人々に目を移してみると、何と昨晩出合った彼女がいるではないか。すぐに声をかけ、偶然、私の隣に座っていた人がバスを降りたので、彼女を隣に座らせた。

前の晩に約束していたわけでもないのに、しかもバスは何台も出ているのに、同じバスに乗り合わせるなんて奇遇。

彼女が同じバスに乗っていてくれたことで、私はその後命拾いをする。

クレタ島情報

    つづく
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旅先のoh my God!~ギリシャ<その1> 

ギリシャ クレタ島。ここはギリシャ神話の迷宮伝説の舞台。今も残るクノッソス宮殿遺跡を見るために数年前、私はクレタ島の最大都市イラクリオンを目指した。その後の各航空会社の路線変更や乗り継ぎ空港の変更などから、これからご紹介するルートは現在のものとは多少違うのだが、イタリア サルデーニャ島に何日か滞在した後、アルゲーロ空港~ミラノ・マルペンサ空港~アテネ国際空港<バスで所要15分ほど>アテネ国内線空港~イラクリオン空港だった。アルゲーロでチェックインしたとき、ミラノ・マルペンサ空港のストの影響で、飛行機の出発時間が遅れると告げられた。嫌な予感。何度も乗り継ぎをするため、出発・到着時間のある程度の遅れを想定して、かなり余裕を持たせた乗り継ぎ便を予約してあった。それでも、ストとなると、飛行機が飛ぶかどうかも心配だったし、アテネでは、国際空港に着いた後、タクシーか路線バスに乗って国内線の空港まで自分で移動しなければならない。

飛行機は1時間半遅れ程度でアルゲーロを飛び立ち、なんとかミラノ・マルペンサまで来た。ここで何時間待たされたことか?しかし、飛行機の発着は、遅れながらも行われていることがわかり、とにかく飛んでくれれば何とかなると、肝を据えた。

私が乗る飛行機は、マルペンサを数時間遅れで出発しアテネに到着。到着して自分の腕時計を見てみると、意外と早く着いた。乗り継ぎ便の離陸まで、まだ余裕がありそうだ。国内線空港まで、タクシーではなくバスに乗ることにした。

しかし…

      つづく
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旅先のoh my God!~第1話<その3> 

djerba01w150.jpgジェルバ島へはフェリーで約20分。私が行った時はシーズンオフだったが、チュニジア随一のリゾート地らしい。ユダヤ教の教会 シナゴークを外から見学したり、地元の特産品 ゲララ焼きの工房見学をした後向かったのが、ジェルバ島の中心街にあるフーム・スーク(市場)。

ゲララ焼きの青空市のほか、貴金属店や衣料品店ほか、いくつものお店が軒を並べている。今まで滞在した各町でスーク(市場)に立ち寄っていたため、もういいかげん飽きてしまっていたが、ほかにすることもないので中へ。並んでいる商品を見ると、陶器以外は、地域性があるわけではなく、どこも皆同じに見える。

そんな中、店頭に並んだきれいなハムサ(数字の5)のキーホルダーが目に付いた。ご存知でしょうか?装飾された手の形のお守り。指が5本なので、「ハムサ」と呼ばれ、またの名が「ファティマの手」。今までもスークで何度か類似品を見てきたが、ここで売られていたものはデザインがよくて美しい。

私がそのキーホルダーを眺めていると、お店の人が声をかけてきた。値段を聞いてみる。安い。でもチュニジアでの買い物は、値切らなくちゃ。値段をふっかけてくるのが常套だから。2つ買うからと、少し値引きしてもらい、お金を払った。袋に入れてくれそうになかったので、そのままキーホルダーをもって、財布をしまいながらそのお店の人の姿をなにげなく目で追った。

あれっ?店内に入るわけではなく、どこかに歩いていくぞ?

誰か顔見知りを見つけて、おしゃべりでもしにいくのだろうか?

私たちが来た方向に歩いていく後ろ姿をよく見てみると、手に何か袋を持っている。まるで買い物客のように。

まっまさか?!

一瞬、良心がとがめたが、私はキーホルダーを持った手をゆっくりとジャンパーのポケットの中に入れた。そしてそそくさと店から離れていった。

私は確かにお金を払った。でも払った相手はお店の人でなかった可能性が大きい。断定はできないが。もし彼が袋を手にしていることを、あるいは、どこかに歩いていってしまったことに気がつかなかったら、何も知らないまま罪悪感を持つこともなくいられたのか?あるいは、本物の店主が現れて、泥棒呼ばわりされて、でもアラビア語もフランス語もわからない私は、何がおきているのか判らず、大変なことになっていたか?すべてはイン シャラー(神の思し召しのままに)

 ギリシャ編
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旅先のoh my God!~第1話<その2> 

griptone_1855_6336955[1].jpg成田でのチェックイン。いつものようにスルーチェックインをした私。それが失敗だったことに気が付いたのはチューリッヒ空港のバゲッジクレームに着いてから。察しのいい人ならお気づきかもしれませんが、スイスエアーでチューリヒに着いた後、チューリッヒで1泊してから、翌日チュニジアへの便に乗るという行程だったにもかかわらず、私はスルーチェックインしてしまったため、荷物はバゲッジクレームで吐き出されず、飛行機から飛行機に移されてしまったのです。Oh, my God! これはまずい。1泊ぐらい、スーツケース内のものがなくても、なんとかなるか?一瞬そう思ったが、母親の化粧道具やピンカールセットもスーツケースに入れたことを思い出して、毎日化粧を欠かさない老年期に入りつつある母にガマンを強いるのがかわいそうになって、ツアーのほかのお客さんたちに申し訳ないと思いつつ、添乗員に、スーツケースを戻せないか恐る恐る聞いてみた。すると、そのお願いに「ウソでしょ?」という感じで反応したのが、現地の女性日本人スタッフ。申し訳ないという気持ちはあったが、恥を承知で、「できることなら、スーツケースを取り戻したい」と主張。「じゃ こっち来て!」中年のその女性スタッフは私を連れて空港職員に何やら聞いて、立ち入り禁止の扉の中に入っていった。fouku_02[1].jpgエレベーターで下の階に下りて行き、途中で荷物を運ぶフォークリフトに乗せてもらい着いたのが、カバン類を含めた航空貨物の集積場

いまだかつて見たことの無い、空港の完全なる裏側に来たのだ。長い通路が続き、いくつもある荷物の出入り口からは、続々と荷物が中に入ってくる。

一瞬、社会科見学に来た子供の気分になったが、そんな流暢なことをやっているわけにはいかない。スーツケースを探さねば。決まり悪そうに、一人で他の客と共に待っている母の顔が浮かぶ。

翌日乗る予定の飛行機の荷物置き場がわかった。あったあった 私のスーツケース!ほっとしたのも束の間、急いで空港のロビーに急いだ。

ほかのお客たちに迷惑をかけてしまったが、同行者の中に、機内で気分が悪くなって、医務室にしばらくいたお客がいて、私が戻った頃に彼らも戻ってきたようだったので、罪悪感が少し軽減されたかな?

そして私たちはバスに乗り込み、市内のホテルに向かった。

ごめんなさい 皆さん!

しょっぱなからこんなトラブルというかドジ。先が思いやられるなぁと思ったが、幸いにして、数日間は何事もなく過ぎてくれた。ところが、ジェルバ島で、ヒヤッとする出来事に遭遇する。

       つづく
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旅先のOh my God!~第1話<その1> 

TunisiaTunis.jpg「旅の恥はかきすて」とよくいいますが、旅先で予測のつかぬことに度々出くわし、今まで何度赤っ恥をかいてきたことか。そして何度、人に助けられてきたことか。

恥ずかしいけれど、思い切って話しちゃいます。最近ネタ不足ですので。

今日お話しするのは、某旅行会社のツアーで行ったチュニジアです。北アフリカのイスラム国 チュニジア。地中海に面し、19世紀にはフランス保護領だったため、ヨーロッパ文化の影響が強く、イスラム諸国の中では、比較的自由な雰囲気が流れています。ヨーロッパからの旅行者も多く、旅行中もイタリアやフランスからのグループに何度も会いました。ただ、私が行ったのは、NYの9.11以前であったため、今の状況はわかりません。先ごろのエジプトリゾート地での爆破テロの例もあり、イスラム穏健派の国とはいえ、旅行先に選ぶには、それなりの覚悟が必要かもしれません。

話はそれましたが、チュニジアには現在8ヶ所の世界遺産が登録されており、そのツアーでは、エル・ジェムのローマの闘技場ケルクアンのフェニキア遺跡(カルタゴの遺跡)など、いくつかの世界遺産を見学する内容でした。

ツアーに一人で参加する勇気がなくて、母親が同伴しました。大きめのスーツケースに2人分の荷物がうまく入ってしまったので、2人で1個のスーツケースです。

飛行機はスイスエアーで、チューリッヒで乗り換えです。個人旅行でなく、ツアー参加での旅行は、添乗員が何から何までやってくれるので気楽なものです。しかし成田でのチェックインのとき、添乗員から渡されたのはボーディングパスではなく、航空券だったので、各自でチェックイン。チェックインなんて子供でもできることですが、私はここで大きなミスをしてしまうのです

  つづく
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新しいこと、新しい時代 

テンプレートを変えてみました。今までのものに、そろそろ飽きてきたので。

東京ヴェルディがあのレアル-0で勝ちましたね!いったい誰がこんな結果を予想できたでしょうか?東京ヴェルディの選手たちごめんなさい。今まで過小評価してました。というより、そもそも期待をしていませんでした。

Jリーグの下位チームで、日本代表のレギュラーもいないみたいだし…
というだけで、はなからゴールを期待していなかったし、よもやレアルを0点で抑えるなんてことがおこるとは、これっぽっちも予想していなかったのです。

90分を通して、力むこともなく、スタミナが切れることもなく、ほころびもなく、完全にレアルを圧倒していました!スゴイ!

日本サッカー界の、「新たな栄光の時代到来」を予感させるような、すばらしい試合だった。若手の活躍も頼もしかった。来年のドイツW杯に期待が持てそうだ!
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美しい街 

img-testa.jpgイタリアの”トリノ”といえば、サッカーのユベントスフィアット車トリノの聖骸布、赤ワインの バローロ、さらに来年の冬季五輪…。ちょっぴり興味はあるものの、今まで「絶対に行ってみたい!」という街ではなかった

美しいものは好きだけれど、どちらかというと整然とした北イタリアよりもカオティックで熱い南イタリアに魅力を感じていたから。

ところが、昨日放送されたNHKの「世界遺産 イタリア縦断1200キロ~トリノ」を見て、サヴォイア王家の都市計画にのっとって造られた美しい町並みと、贅を尽くした王宮を見るにいたって、俄然トリノに興味が湧いてきた。

食わず嫌いはいけませんね! 先ずは食べてみなくちゃ!見てみなくちゃ!体験してみなくちゃ!年齢を重なるうちに、「バカの壁」ではないけれど、興味を惹くものにしか手を出さなくなって、いつの間にか自分の世界を狭めている。お~こわいこわい!



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縞模様の誘惑 

  • [2005/07/23 22:47]
stripe01.gif正式発表はまだだろうか?ここ1週間以上、1日に何度もYahoo!スポーツスポーツナビのページを開いて、我らが中村俊輔選手移籍の最終決定のニュースが飛び込んできていないかをチェックしている。日刊スポーツによると、22日(金)にレッジーナの会長と中村側の代理人との間で、条件面での最終確認が行われ、23日(土)には、セルティックへの移籍が正式に発表されるのではないかということだが、今のところまだ最新ニュースとしては、アップされていない。

あとは時間の問題か?

サッカーのユニフォーム。ナショナルチームは単色に部分的にアクセントというパターンが多いが、クラブチームのユニフォームはストライプ(縞模様)も多い。ユベントスやニューカッスルの白黒、ACミランの黒、バルセロナのなどなど。

私はティーンエージャーの頃からストライプが好きで、自分のブラウスを買うときはストライプのものばかりで、単色を買うことはあっても、柄物を買うことはほとんどない。

4560073740.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpgそんな縞模様好きの私が、そのタイトルが気になって買ったのが 、ミシェル・パストゥロー (Michel Pastoureau)著「縞模様の歴史―悪魔の布」(出版:白水uブックス) だ。

本によると、中世西欧では縞模様は、社会のはみ出し者たちが身にまとう異端の徴だったらしい。その後縞模様が西欧社会に認知されていく歴史的背景、つまり縞模様の西欧史を、この本は語っていく。

そんな過去の暗い歴史は一掃され、いまやストライプは、とってもcool!俊輔がセルティックのユニフォームを着るとしたら、初めてのストライプのユニフォームだね!


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読んだ本。本・雑誌

スイカ便り~その1 

suika-s.jpg数週間前(?)に食べたスイカの種。庭に捨てて、そのままになっていたが、いつの間にか、そのスイカの種から芽が出てツルが伸び、先週黄色い花をつけていることに気が付いた。父親が受粉。

1週間たって今日見てみると、ピンポン玉よりやや大きく、テニスボールほどには大きくない実が、3個なっている。

デジカメを持っていないので、写真を載せられないのが非常に残念!イラストでご勘弁を。

前にも2度ほど、庭に自然に成ったスイカを食べたことがある。大きくは生育しないけれど、けっこう甘くて美味しかった。今回も期待できそうだ。

自分自身の進歩や変化が停滞気味で、私自身は昨日と今日の違いがほとんど無い毎日だけど、植物が生長していく様を見ていると、その「生命力」に驚かされる。このパワーにあやかりたい!
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”13”のアラカルト 

fwc_logo[1].gifFIFAは20日、今月のワールドランキングを発表した。前回18位だった日本は、なんと13位へとジャンプアップ!信じられないことに、14位があのイタリア。一挙にイタリアの上にランキングされたのだ。コンフェデ杯での健闘が認められての結果らしい。同大会優勝のブラジルは1位をキープし、準優勝のアルゼンチンは2位にランクされた。ちなみにアジア勢はイランが15位、韓国が21位となっている。日本がイタリアよりも上位だなんて青天の霹靂!だけどやっぱりうれしい。イタリアメディアがこの新しいランキングを、どうとらえているか知りたいものだ。ネットで少し調べてみたが、ちょっとわからなかった。

ところで、「13」という数字は、キリスト教社会では縁起の悪い数字だと、ここ日本では認識されてますよね。「13日の金曜日は、キリストが13人目の使徒ユダに裏切られ(使徒は12人なので、キリストを含めて13人ということか?)、金曜日に処刑されたことから。」子供の頃から、こう聞かされ信じていましたが、数年前にイタリア人の友人に、「イタリアでは、13は縁起の悪い数字ではない」と聞かされ、えっ!?っと驚きました。その後、「13日の金曜日」は「1307年10月13日の金曜日、フランス王とローマ教皇により、テンプル騎士団が異端だとされ、一斉弾圧されたことに由来する。」ということを知って納得。

イタリアは、テンプル騎士団の影響が希薄ですものね。




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最長記録! 

夏休みといえば、絵日記。子供の頃、何日分も貯めてしまい、あとでその日のお天気がわからなくて苦い経験をしたけれど、いまや親切にも、新聞で過去の天気の記録を載せてくれていたり、インターネットで調べることもできるので、今時の子供はこんなことで悩むこともないのだろう。

幼稚園や小学校に提出する絵日記ではなく、私がプライベートで初めて日記をつけたのは6歳のとき。幼稚園の年長組のときでした。休日に当時横浜一の繁華街、伊勢佐木町に両親と出かけました。歩行者天国の大通りにはワゴンでいろいろな物が売られていて、その中に、赤いベルベットの表紙に真ん中にはカメオもどきが付いた、いまの私が見ても、シック高級感あふれる日記帳があったのです。

自分で「これが欲しい」といったのか?親が気に入って買ったのか?詳細を全く覚えていないのですが、とにかく、この日記帳を私自身も大変気に入り、その日から日記をつけることになったのです

この素敵な日記帳に字を書けるのがうれしくて、何日間かは日記をつけるのが楽しかったです。でもだんだん毎日つけるのが面倒くさくなって、日記に書くだけの特別の何かが起こらなかった日は、「今日はピアノのレッスンに行きました。」「今日は、妹とけんかをしました。」こんな一行を書くのが精一杯で、書く喜びを次第に感じなくなっていきました

しばらく日記から遠ざかっていると、母が書けとうるさく言うので、仕方なく一行日記を書く。つまらない。面倒くさい。その悪循環で、だんだん日記自体が、私にとって「嫌なもの」「面倒なもの」になってしまったのです。

数年後、結局私は日記を放り出しました。

中学生以降現在でも、たまに急に日記が書きたくなって、あるいは、心の中にあるやるせない気持ちを吐き出したくて、雑記帳に文字をしたためることはあります。でも毎日つけているわけではありません

そんな私が5月にブログを始めて今日まで、ほぼ毎日ブログを更新しているんです。これは私にとって、日記の最長記録!
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それでもやっぱり… 

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夏は暑い。食欲も湧かない。ダイエットには最適だが、体力が落ちてヘロヘロだ。ひと夏に必ず何個かそばかすが増えている。下手をするとシミができている。

こう書いてみると、夏って減量以外嫌なことばかりだ。だけど私は夏が一番好きかな?なにせ寒さにはめっぽう弱いから。でもそれだけじゃない、

夏の太陽青空入道雲木陰の涼しさ、そして海!

夏こそ一番美味しく感じるカレーライス、甘いスイカ、世界一おいしいシチリア・パレルモのジェラート…。

夏でなくちゃダメってものがたくさんあって、思い出もたくさんあって、春には夏を心待ちにし秋には夏の終わりを悲しみ冬には夏を恋しく思い私は1年を過ごしているような気がする。

今年の夏は、体力の衰え方が著しく、とても旅行ができる状態ではないけれど、それでもやっぱり夏が来てくれてすごく嬉しい!!
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コレクター 

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あれは、2002年の日韓ワールドカップを翌年に控えた2001年。Jリーグのサッカーくじが解禁となり、新たなサッカー関連ショップがちらほら目に付くようになっていた。会社の同僚が、会社から少し離れた場所に、おもしろそうな店がオープンし、そこでサッカーくじを買ってきたと教えてくれた。サッカーに目が無い私は、さっそく行ってみた。

その店では、プレーヤーのフィギュアや、チームマフラーなどと共に、イタリア セリアAのPANINI社製カルチョカード(トレーディングカード)も売られていた。一袋500円くらいで、5~6枚のカードが入っているあのカードだ。その存在は知っていたが、今まで買ってみたことはなかった。その袋の中に、いったい誰のカードが入っているのかわからない運試しに、一袋買って見みることにした

なっなんと袋から出てきたカードは、当時ローマに所属していたヒデ、そして、日本女性キラーのピッポ(フィリッポ・インザーギ)、雑誌の記事を見てそのルックスから興味を持っていたポルトガル人 ヌーノ・ゴメス

それはまさにビギナーズラックだった

それ以来、サッカーカードを求めて、度々専門店を訪れ、新たな店も開拓しながら、ワールドカップのプレーヤーズカード、イングランド・プレミアリーグのカードなども買い求めていった。カードが貯まってくると、そのコレクションを時々一人で眺めて満足するそういえば、子供の頃は千代紙集めてたな~!

サッカーカードの場合、特定の選手のカードを単品で買うこともできるけれど、袋単位で買う場合、買う時点で中身がわからず、「もしかしたら、お気に入りの選手のカードが入っているかも?」と期待しながら、自分の運にまかせて、店に置かれた袋の中から「これだ!」と思えるものを買うという、スリリングな感じが楽しめる。わずか500円くらいでできるギャンブルだ。

20050718164211.jpgここしばらく買い控えていたけれど、来年のドイツ・ワールドカップが近づいてくれば、おそらくまた店通いが始まるだろう。

そして、俊輔が次に、白と緑の横縞を着ることになるのか、大どんでん返しがあるのか?移籍先のユニホーム姿のカードを、是非ゲットしたいなぁ!

本人が希望しているように、スペインへの移籍が決まれば万々歳だけど、セルティックだって、チャンピオンズリーグに出られるのだから、移籍によるメリットはあると思うけど…
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幻のモーターサイクル・ダイアリーズ~5 

sanrio_1855_5114929.gif手に余る大き目のバイク階段という難題。バイクに関しての知識も十分でないのに、たった3回バイクに乗せてもらっただけで、免許を取ってバイクまで買ってしまった私は、あまりにも無謀だったかな?

階段の上にある家の庭で、しばらくバイクに乗る練習をしたものの路上を走る勇気は次第にしぼんでゆき、しかも階段があるため、バイクを下に下ろしてまた上げることを考えると、気力もうせてきた。バイクを階段下のわずかなスペースに置くことも考えたが、盗難が怖かったし、道路を走る車が突っ込んできたらアウト!

いつの間にか、庭でバイクに乗ることもしなくなってしまった。もう駄目だ。

私は遂に、バイクを売ることにした。
もう乗らないから。

今年の1月、何年かぶりに、友人のバイクに乗せてもらった。友人の後ろに。風をきって、夏にあんなに気持ちよかったバイクも、真冬は風が冷たかった(あたりまえだけど)。きっと、バイクの運転を夢見て、北海道へのツーリングや砂漠を走る日を想像して楽しんでいたころであれば、この頬を打つ冷たい風も、エキサイティングに感じていただろう

夢が覚め、現実に戻ってきてしまった私は、もうバイクを見て心踊ることも無くなった。
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幻のモーターサイクル・ダイアリーズ~4 

バイク屋で、割引率の高かった「HONDA DUO」を買った。バイクの運転に不安があることを店のおじさんに告げると、ほかに客がいなかったので店の前のかなり広めの歩道で、おじさんが運転法を指南。いざバイクに乗ってみると、
「このバイク、運転試験場の実技訓練で乗ったバイクより大きいぞ!」いや~な予感がしたけれど、まあいいか。

何回か練習していくうちに、まともになってきた手ごたえ。おじさんにお礼をいい、徒歩なら10分くらいの距離を、妹と2人、バイクを押して家にもどった。

かなり重いバイクを手で押して歩くのは、正直しんどかった。それでもなんとか、家の階段前まで来た。kaidann.jpgdio_index_mian[1].jpg我が家は大通り沿いなのだが、道路から自宅の階段が何十段かある。バイクの車輪を階段の一番下の段に乗り上げさせようとするができない。「仕方ない。エンジンをかけるか。」エンジンをかけて段を上ろうとするが、すさまじいエンジン音が鳴るだけで、ぜんぜん前進しない。近所迷惑だなと思いつつも、エンジンをふかし続けた。帰宅していた父親に手伝ってもらって、やっとのことで階段を上りきった。あ~あ!しんど!

バイクを使う度に、こんなことをしなければならないのか?
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幻のモーターサイクル・ダイアリーズ~3 


mchi-336 ミディー26【gifthappy】
実地訓練を受ける面々を見渡すと、高校生ばかり。中年の域に達しているのは、私と、もう一人いた女性だけ。訓練の講師は先ず、運転の経験の有無、そして「自転車に乗れるか?」と質問。私はいったい何年くらい自転車に乗っていないだろう?高校の修学旅行で萩に行ったときに乗って以来か?いやその後一度だけ乗った経験あったかな?そのくらい久々なのだ。10年前に体調を崩してからは、自転車に一度も乗ったことが無くて、講師の質問に初めて「バイクにうまく乗れないかも」という不安を抱いた

バイクに乗るのが急に怖くなってしまった私は、実地訓練が始まると、手の握り加減でバイクの速度をうまく調節できずに、急発信急停車してしまう。友達のバイクで練習済みなのか、高校生たちは余裕で、指示通りのことができている。もう一人の女性と私、中年コンビは、スムーズにバイクを動かせずに四苦八苦。なんだか先が思いやられるな~

だけど、何回も乗っていれば自然とうまくなるはずだ。楽観的に考えるしかない。

この後は、バイクを買わなくちゃ!バイクは中古でなく、新品が欲しかった。安くバイクが買える店を探していると、自宅のそばに、今まで知らなかった店があることがわかり、電話をかけて値段を聞いてみた。安い!

そこで、妹に頼んで、週末に2人で行ってみることにした。
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幻のモーターサイクル・ダイアリーズ~2 

ill.jpgバイクの免許を取得しようと決めた私は、本屋で関連本を手に取った。そしてはたと気が付いた。最初なので原付にするか、あるいはいきなり125CC当たりを狙うか。本を読んでみると、125CCにしてしまうと、運転がかなり難しそうだ。

初心者なので、先ずは原付から行ってみよう!

そう決めて、何年ぶりかの試験勉強を始めた。交通標識は、何度も見ているうちに、だいたいは理解できるぞ。交通違反の自動車って、勉強してみると、けっこう多いんだな…

なんて勉強を進めていくと同時に、「バイクを買ったら~」と、夢も広がっていった

 北海道へツーリングなんてこともできるかな?
 今まで公共交通機関をあてにしていたヨーロッパ旅行も、バイクを向こうで借りれば、行動範囲が広くなりそうだ
 パリダカなんて無理だとしても、砂漠を走ったり綺麗な海岸沿いを走ったら、どんなに楽しいだろう。

試験当日、かなり緊張したが無事合格できた。
「今まで夢に描いていたことが、実現するんだ!」私は、にやけてしまいそうになるのを、必死でこらえた。そして、実地訓練を受けるために、コースに向かった。
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幻のモーターサイクル・ダイアリーズ~1 

top_img[1].jpg私は、運転免許を持っていない

私の両親は共に免許を持っていなかったので、子供の頃から「車無しの生活」に慣れてしまって、特別、車の必要性を感じずに育ってしまって、いざ自分が18歳を過ぎても、免許を取りたいと思わなかったのと、遊園地のゴーカートの運転がめちゃめちゃ下手だった自分が、優秀なドライバーになれるはずがないと思っていたからだ。だから、バイクの免許だなんて、考えたことも無かった。

数年前、イタリアの友人に会いにシチリアに行ったとき、その友は車をまだ持っていなくて、バイクオンリーの生活をしていた。空港への出迎えは、お兄さんの運転で車で来てくれたのだが、家に到着後、街の中心地に出たり、後日海岸に遊びに行くときは、その友人のバイクに乗せてもらうしかなかった。一度、短い距離を人のバイクの後ろに乗せてもらったことはあったが、30分以上もの長い間、しかも連日バイクに乗るなんてことは初めてで、最初はものすごく怖くて、ほんのちょっとの振動やカーブにもびくついていた。でも乗り慣れて来ると、その振動も次第に快感になってきて、当初、振り落とされないように友人のウエストに手をまわしてぎゅっとつかまっていたのに、余裕の時は手を放してしまう、なんてこともできるようになってきた

恐ろしく暑いシチリアで、風を切ってバイクで走るのは最高だった。気持ちが良かった。今考えると怖くなるが、私たちはヘルメットをつけていなかった。でも、当時のイタリアでは珍しいことではなかった。警官に呼び止められることもなかったのだ。

その翌年、偶然にも、ほかの友人のバイクに乗せてもらう機会があった。やはり最初はびくついていたが、慣れてくると楽しくなる

バイクで走る快感を知ってしまった私は、自分でも運転してみようじゃないかと思い立った
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熱い!「キッチン・コンフィデンシャル」 

  • [2005/07/12 22:55]
mainpage_01.jpg今日は、いま読んでいる本のご紹介。NYの超有名レストラン「Brasserie Les Halles」の総料理長にして、作家でもあるカリスマシェフ アンソニー・ボーデイン(Anthony Bourdain)著の「キッチン・コンフィデンシャル」(新潮文庫)。4102156313.09._PE_SCMZZZZZZZ_.jpgこれは、2001年に出版された本の文庫版だ。初め本屋でこの文庫を手に取ったとき、ページをぺらぺらめくると、「LSDで朦朧とし…」「自分でその指を切断…」なんて言葉があちこちにでてくるので、てっきりブコウスキーあたりの影響を受けた、米国の若手作家によるフィクションだと思っていた。ところが、著者の写真とプロフィールを見て、「あっ!この人!」見覚えがあった。CSの「ディスカバリーチャンネル」の「世界の珍味を訪ねてシリーズ」でリポーターを務めていたシェフだった。食に対する飽くなき探究心やチャレンジ精神、そして気さくな人柄に好感を持っていた。この気さくな雰囲気、彼が書いたこの「キッチン・コンフィデンシャル」を読んで、彼の料理人としての経歴、暴露話を読むに至って、やっと納得。

若いころは、かなりヤバイ料理人だったようだ。レストランの厨房の秘密も、小説以上に面白い。すべてが熱い!

食欲が無い蒸し暑い日に、激辛のカレーを食べるように、蒸し暑くて疲れていて、何をする気も起きないときにこそ、この本をお薦めする。

ところで、今、タイトルがわからず探している本があります。この本に関して判っていることは~

『ある街にはじめてきたはずの主人公に、その村の住民たちが顔見知りであるかのように挨拶をする。…そして、主人公はトランクのなかにあった自分自身の死体を発見する。』

という内容だけ。ジャンルはサスペンスなんだろうが、日本の作家によるものか、翻訳物かもわからない。お心当たりの方は、お願いです。コメント欄に情報を書き込んでいただけませんか?

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読んだ本。本・雑誌

世界への扉~最終章 

09161062005[1].jpgイタリア人との文通を望んでいる人たちを探す手立てとして、まっさきに浮かんだのが、NHKイタリア語講座のテキスト。ラジオとテレビのテキストがあるのだが、初級者でイタリア人との個人的な付き合いをまだしたことがない人や、より多くの読者がいそうなテレビの方を選んだ。

そして、テキストの読者の投稿記事を載せる欄宛に、「イタリア人と文通をしたい人を募集します」と送った。ペンパルの縁組といったらおこがましいが、文通相手を紹介するにあたって、長く文通を続けてもらいたいよりよい関係を築いてもらいたいという願いから、応募者にイタリア語のレベル、趣味、どんな相手と文通をしたいかなど事細かに自己紹介をしてくれるように頼んでおいた。

テキストでの掲載後、多くのお手紙を頂いた。文系の大学生や社会人の女性がその大半だが、中には高校生の男の子がいたり、子供を持つお母さん、勉強が大変そうな国立大学の医学部に通う女子大生などもいて、イタリア語やイタリアに対する熱い情熱を感じた。

マッシモ・ディ カタルドのCDを買ったことから始まったこの一連の出来事。いままで体験したことのないかなり濃い日々だった。

その後もマッシモ・ディ カタルドが好きかって?残念ながら今はノー。昔のアルバムはいいけれど、その後出したアルバムは私好みではなかった。h2.jpgだけど、文通を始めたことによって、表面的にしか知りえなかったイタリアという国や、イタリアの若者たちの素顔に触れることができるようになり、しかも文通で知り合ったイタリアの友人たちに逢いに、イタリアを訪れ親交を深めたりと、明らかに私の世界観が変わり、人生の楽しみも増えた

本格的な留学をしたことがない私でも、世界への扉は、こんな風に開かれたのだ。あなただって…

 世界への扉~その1

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世界への扉~その5 

MC2.jpg一通目の手紙を受け取って以来、ものすごい日々が待っていた。毎日毎日イタリアから手紙が届くのだ。1日4通も5通も届くなんてこともあった。まるで人気絶頂のアイドル歌手にでもなった気分だ。8割が10代の中学生や高校生。あとは大学生もそこそこいたが、社会人は少なかった。彼らは一様に、日本の文化や日本人に大変興味を持っていて、驚いたことに日本のアニメや漫画に夢中な子たちがほとんど。日本のアニメが海外で評価を得ていることは知っていたが、ここまで浸透していたとは思ってもみなかった。内容の面白さや画の美しさに夢中なだけでなく、日本のアニメや漫画で描かれる日本の生活に憧れを持っていて「おにぎりを食べてみたい!」とか、「かわいい制服を着てみたい!」と、熱烈に思っているようなのだ。

彼らは、自己紹介とともに、マッシモ・ディ カタルド(Massimo Di Cataldo)の情報をたくさん寄せてくれた。MDC1.jpg雑誌の切抜きや付録のシール、果ては未開封の新譜まで送ってくれる人までいた。彼らは気さくで、しかもラテン系の熱っぽさで手紙を書いてくれていた。私は、一部の例外を抜いてみんなに返事を書いた。だって私が返事を書かなかったことによって、彼らを落胆させたくなかったから。例えば、初めて行った国で、たまたま最初にいやな思いをしたら、それだけでそこの国の人を「冷たい人たち」とか「いやな国」って思ってしまうことってないだろうか?せっかくこんなに日本に対していいイメージを持っている若者たち。きちんと返事を出すのが礼儀だと思ったから。しかし、手紙は絶え間なく来続け、とても全員と文通を続けることができそうもないと思い、返事を書くときに、自分がアニメや漫画に詳しくないこと。そして自分の年齢を書いた。その時すでに30歳を越えていたので、10代の子はそれを知って、以後手紙をくれなくなるだろうと目論んだのだ

甘かった。イタリア人は、日本人ほど年齢というものにこだわりがないのだろうか?手紙をくれなくなった子たちも確かにいたが、多くの子が、年齢差なんて関係ない。文通を続けたいという返事を送ってきた。自分の写真や、自分の町の絵葉書を添えて。

私の掲示板を見てイタリア人たちが送ってくれた手紙は、最終的には200通近かった。一度返事を出してしまった手前、急に返事を出さないというのも無責任だ。それだったら、はじめから返事を出さなかったほうが、よっぽどまし。そこで考えた。「イタリア語を勉強している日本人の中には、イタリア人と文通をしてみたいって思っている人たちがきっといるはずだ。私の代わりに文通を続けてくれる人たちを探してみよう」

そして私は本屋に行った。

 つづく

 
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世界への扉~その4 

B000006UCA.01.THUMBZZZ[1].jpgミラノで買った音楽雑誌。表紙が、当時旬の歌手だったNekで、彼の生い立ちやインタビュー記事などが載っていて面白そうだったのと、もしかしてマッシモ・ディ カタルド(Massimo Di Cataldo)の記事や情報が載っているかもと、ひそかな期待を込めて買ったのです。

残念ながらマッシモ・ディ カタルド情報は得られず。やっぱり駄目かと肩を落としました。

当時、私の友人が語学留学で北イタリアの町、パドバにいました。その友達を訪ねるとともに、彼女が通う語学学校に私も少しの間通えるよう、手続きをしてもらっていました。

買った音楽雑誌を、すみからすみまで読んで、気になるページがありました。若者をターゲットにした日本の音楽雑誌でも時々見かける「ペンパル募集掲示板」です。(今もあるのかな?)同じ音楽の趣味を持つ人たちと手紙や情報をやりとりしたい希望者が、どんなミュージシャンが好きで、どんな人と文通をしたいかを、住所・名前とともに載せているあれです。「これを使って、マッシモ・ディ カタルドのファンや情報を持っている人に呼びかけるのってどう?」そう思いついたのです。さっそくペンパル募集の文を書いて、学校にあるFAXで送ってみました。

それから2ヶ月ほどたったある日、一通の手紙が届きました。なんとそれはイタリアのティーンエージャーからの手紙。

そう、私が送ったペンパル募集が採用されて、雑誌に載ったのです。
やったー!
手紙は1日おいて2通届き、今度は1通。しばらくすると連日のように手紙が届き始めました。lotto[1].jpg

 つづく

 
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世界への扉~その3 

B00061QVE2.09.THUMBZZZ[1].jpg無事帰国して、イタリアでの楽しかった日々から日本での退屈な現実に引き戻された私は、毎日のように先生から頂いたミュージックテープを聞き、イタリアでの思い出の中で生きていた。そんな時、サマースクールで知り合った友人たちから、イタリアンポップスのミュージックテープが送られてきた。収録歌手は女性のラウラ・パウジーニ(Laura Pausini)やスパーニャ(Spagna)、さらに883、ファビオ・コンカート(Fabio Concato)、フィオレッロ(Fiorello)などなど。サマースクールに行くまで、イタリアのポップスに関してほとんど何も知らなかった私とは異なり、これまでに何度もイタリアを訪れ、お好みのミュージシャンがすでにいる友人たちが、私のために手持ちのCDからセレクトした曲をテープにダビングしてくれたのだ。(当時はまだPCが普及してませんでした)

お気に入りミュージシャンが急に増えた私は、CDショップに通い、気になるミュージシャンのCDを買い求めるようになり、さらに新たなミュージシャンの開拓にまで乗り出した。タワーレコードHMVなどのメガCOショップには、イタリアンポップスのコーナーにかなりの数の輸入CDが並んでいる。試聴できるものもあるが、ほとんどは自分のインスピレーションとCDの棚に貼られたお店の人が作っているお薦めメモが頼り。

ある日マッシモ・ディ カタルド(Massimo Di Cataldo)B00006AGFA.01.THUMBZZZ[1].jpg「Anime」というアルバムが目に飛び込んできた。お薦めメモによると、「サンレモ音楽祭の新人部門で注目され、歌唱力があり…」とある。アルバムジャケットに使われている写真を見るとなかなかのイケ面これは買う価値ありと、さっそく購入。

イタリアの歌手には、ハスキーボイスや個性的な声の持ち主が多いけれど、マッシモ・ディ カタルドの声は癖のないソフトな美声だった。一方歌い方は、歌に対する真摯な姿勢が見えるような、力強いメッセージ性を感じるものだった。歌詞カードに載っている写真にも魅せられた。もうこうなるとほとんどFall in love。今まで、好きなミュージシャンはいても、ルックスを含めてこんなに夢中になる歌手やアイドルがいなかった私にとっては、初めての感覚だった。

好きな歌手ができると、その歌手の情報を集めてみたくなるものだ。今何歳で、いつから音楽活動をしているのか?どこの出身か?曲を聴けば聞くほど、知りたいことがどんどん増えていく。今でこそ、インターネットで情報収集が簡単にできるけれど、当時はまだPCが普及していなくて、調べようがなかった。日本版のCDは出ていないので、レコード会社を含め、国内で情報を提供してくれそうなところはどこにもなかった。それでも何とか、ローマのファンクラブ事務局にFAXを入れたり、日本のレコード会社に、ミラノとローマ支店の連絡先を聞いて、FAXを送ったり…

結局、先方からは何の返事ももらえず、もんもんとしていた私。イタリアに旅行することになった友人に、CDショップで情報を仕入れてきてくれと頼んだが駄目だった。
しばらくして、私自身も、イタリアに再び行く機会を得られた。ミラノ駅の売店で音楽雑誌「Tutti」(Tuttoだったかな?)を購入

 つづく
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世界への扉~その2 

images[2].jpgきのうお話したように、イタリア語の勉強をテレビ講座で始めて1年近くたったある日、夕刊の広告欄に、「北イタリアでのサマースクール~現地イタリア人によるイタリア語の授業と、午後からは小都市への旅行やオペラ体験、イタリア料理の講習などを予定」という広告を発見!単なるパックツアーとは違い、プチ留学体験ができ、しかもイタリア文化にどっぷりひたれそうだ。さんざん悩んだ挙句、参加を申し込んだ。FilippinBanner.jpgこれは、イタリアの食後酒グラッパの産地、バッサノ デル グラッパ(Bassano Del Grappa)近郊にある
パデルノ デル グラッパ(Paderno del Grappa )にある私立学校が、夏の期間に日本人を対象に募集したサマースクールで、私たちの宿泊先は寄宿舎だった。各部屋にシャワーと洗面所が付いていて、食事も付いていた。食事をする場所は、寄宿舎の中の大ホールか、あるいは近郊のレストラン。

授業は申し分なく、さらに、気さくな先生たちとの交流や、ロミオとジュリエットで有名なヴェローナという町にある古代競技場でのオペラ「カルメン」の鑑賞、ヴェネツィアでのフリータイム、地元のフォークダンス愛好会の人たちとのダンスなど、充実した毎日を送れた。残念ながら、その企画は現在はもうないようだ。

授業の最終日、私の担任の先生は、クラスメート全員にカセットテープをプレゼントしてくれた。なんてやさしいの(これがイタリア男か?)先生お気に入りのイタリアンポップスを収録したもので、マンゴ、フィオレッラ・マッノイア、アントネッロ・ベンディッティなどの曲が収録されていた。

このテープが始まりだった。私のイタリアンポップス狂いの。そして、アイドル並の大量の手紙騒動の。 
 ・ヴェネツィア関連記事ヴェネツィアに3度目の恋


  つづく
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世界への扉~その1 

外国語の勉強。私の場合、始めるきっかけはツアーで行った初めてのイタリア旅行だった。フィレンツェでの自由時間の後、各人それぞれ自分で郊外にあるホテルに戻らなければならなかった。3s.jpgタクシーに乗れば、イタリア語をしゃべれなくてもホテルまで何事もなく帰れたであろう。でも私はそうしなかった。中心地からホテルまで30分強あったので、タクシーだといくらくらいかかるのか手持ちのリラ(当時の通貨)を翌日以降の買い物のためにキープしておきたいと思ったのと、ちょっぴり私の冒険心がうずいて、バスで帰ることにしたのだ。乗るバスの番号と乗り場は、日本人の添乗員さんがすでに教えてくれていた。

「14番のバスに乗って、乗ってすぐに運転手にホテルのカードを見せて、降りる停留所を教えてもらうこと。」そう教わった。しかし、いざバスに乗ってみると、車内は満員で、運転手からもっとも離れた後部に長い時間いなければならなかった。もう30分たったかなという頃、やっと運転手の近くに行くことができ、ホテルはまだか聞いてみた。
マンマ ミア! 運転手は英語がわからず、とにかく降りろと言っているようだ。降りたところは、かろうじてガソリンスタンドと数件お店らしき建物があるだけの、さびれた街。「私はどこまで来てしまったのだろうか?」「降りろということは、ホテルを通り越したのか?」「いったいどうしたらいいの?」とにかくお店に入ってみることにした。一番手前にあった店には、男性の店員しかいない。怖いのでもう1軒先の宝飾店へ。ここには男女の店員あるいは店主がいた。私は必死で英語で事情を話すが、相手は英語がわからないようだでもなんとか通じて、どうやら私は乗るバスの方向を間違えたようだ。つまり、14番のバスには、私のホテルの方角に行くバスと、それとは反対方向に行くバスがあったようなのだ。

店のおじさんが、バスで戻らなくちゃいけないからと、停留所まで案内してくれた。偶然にもそこには、バス待ちをしていたおじさんの知り合いの若者がいた。おじさんが事情を話すと、その若者は英語ができ、「ちゃんとホテルの近くで降りられるように、運転手さんに話してあげるから、大丈夫だよ」と親切にも説明してくれた。まもなくするとバスが到着し、私はおじさんにグラッツェ!を連呼し、ありがとうという気持ちをなんとか表現しようとした。

こうして無事にホテルに戻ってこられた私。旅先で、現地の言葉もわからぬ私にここまで親切にしてくれたイタリアの人々。帰国後、「これからイタリア語を勉強して、いつかフィレンツェを再訪し、おじさんやあの若者にありがとうの気持ちをきちんとイタリア語で伝えよう」と決心。そして、テレビのイタリア語講座から始めた。

その後フィレンツェに行ったかというと、残念ながらNo!
おじさんごめんなさい!
 ・参照記事思い出のおしゃれ着が蘇った (2016/4/9)

 つづく
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メルマガ生活 

それは昨日のことだった。Yahooより使えるgoogleの検索で遊んでいたら、その名も「ドルチェヴィータ」というメルマガ(メールマガジン)に行き着いた。それは、melma!というメルマガサイトの中の一つで、イタリアで生活する著者が、ホットな現地情報を発信している、無料のメルマガだった。読んでみると面白い。6月28日で100回を迎え、サッカーの話題やセール情報、さらには政治・経済・社会問題まで網羅。その情報量はかなりのもので、今のイタリアを知ることができる。さっそく読者登録。今まであまり関心がなかったメルマガだが、俄然興味が湧いてきた。カテゴリーは多種多様で、しかも登録されているメルマガ数もかなりのものなので、どんな人でも、一つぐらいお気に入りを見つけられるのではないか?メルマガサイトは、これに限らず、最大手のまぐまぐ!や、一つのジャンルに特化したものなどもあるようで、調べだすと面白い。

メルマガ未体験のあなた!この機会にメルマガ生活を始めてみては?
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お中元狂想曲 

header_001.jpgお中元シーズン真っ盛り。百貨店に大手スーパー、さらに量販店まで参入して、お客獲得にどの店も躍起になっている。早く注文すると何パーセント引きだとか、商品によって配送代がただになるなど、様々な特典を設けてお客にアピール。かつては、百貨店の包装紙で包むことが一つのステータスのように思われていた頃もあったけれど、だんだん中身本位に傾いているように思える。

今年はどんな商品に人気が集まっているのか気になって、高島屋と三越のオンラインショップの注文ランキングを調べてみました。

まずは高島屋
 1位:受け取った人がカタログの中から選べるシャディータイプ
 2位:カタログから選べるタイプ
 3位:ビール
 4位:京都和菓子店の水羊羹などのセット
 5位:ビール

そして三越
 1位:カタログから選べるタイプ
 2位:ビール
 3位:果汁100パーセントジュースセット
 4位:カタログから選べるタイプ
 5位:ビール

どちらも、受け取った人がカタログからお好みを選べるタイプが1位で、ビールも上位にランクインという共通点がある。カタログから選ぶというのは、冠婚葬祭の引き出物や香典返しだけでなく、いまやお中元(おそらくお歳暮も)でも一般的になっているんですね。これは驚き!それだけ人の好みが多様化している証拠か?また、10位までにはランクインしているのかもしれないが、「そうめん」が入っていないのが意外。昔はお中元の代名詞だったのに。

逆にもらってうれしいお中元って何だろう?う~ん、私の場合、「極うまゼリーセット」とか「アイスクリーム」あたりかな?いずれにしても、夏の暑さをひと時でも忘れさせてくれる涼を呼ぶ食べ物だ。
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VACATION 

natupure01.gif7月に入り、夏休みももう目前。子供の頃は、本当に楽しみだった夏休み。でも、宿題が本当に嫌だったな!

「Yahoo!きっず」でこんな面白いものを紹介していました。

こんな宿題出されたら困る! とんでもない夏休みの宿題を教えて! という質問に対しての、子供たちの答えは…

『おじいちゃんにギャル文字を教える。(10才)』~確かに困っちゃうな!おじいちゃんに関してこんなのもありました。
『おじいちゃん観察日記 (12才)』~おじいちゃんは、孫たちとってどんな存在なのでしょうか?いい意味にとりたいですね。

『かき氷を、一日十杯食べて、「キーン」ってしないようにする実験 (11才)』~文字で見るだけで「キーン」となりそう。

『「一夏のロマンティックな恋をしてらっしゃい」と言う宿題 (13才)』~13才はもう子供じゃないですね。

『カブトムシに育成される。(12才)』~カフカ的発想?

『ことわざを本当にする宿題・・・。 (例)二階から目薬など! (12才)』~実験してみたいなあ。

『植物になりきる (12才)』~ヨガの鍛錬が必要か?米国の俳優養成学校で、こんな課題がありそうだ。

『校長先生のバーコードをフサフサにする育毛剤の開発。(9才)』~! ノーコメント

『「薔薇」(バラ)という字を5ミリほうがんノート1冊分書く(12才)』~確かにしたくないなあ。

などなど。
大人になって、宿題がないのはうれしいが、夏休みが短すぎるのには、満足できないな。~元子供のコメント
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ハッピータイム 

20050702155222.jpg読書タイムを、さらに楽しい自分だけの時間にしてくれる幸せのエッセンスともいうべきものをご紹介しましょう。それは、手作りのオリジナルしおり。私は数年前から作っているのですが、しおり作りには特別な技術も才能も全く必要ありません。一番簡単な作り方は、文庫本を買うと付いてくるしおりに、雑誌などから気に入った柄や写真を切り抜き、木工ボンドなどで貼り付け、最後に上部に穴を開け、リボンを通して結んで終わり。ねっ!簡単でしょ!!v_attraction.jpgあと、新しい香水が出たときに、その香りの宣伝のために化粧品売り場で配っているような、長方形の香水付き宣伝カード。あれなんか、もともと女心をくすぐるような綺麗な広告がプリントされているので、手を加えずに、そのまま穴を開けてリボンを通すだけでできちゃう。もちろん、リボンなしでもOK。

女性に限らず男性の方でも、例えばイチローの写真を切り抜いて貼ったり、ペットの写真をプリントアウトして貼ったり、いろいろと楽しめると思う。お試しあれ!

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