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ギターの調べに酔う秋の日 

9月21日(日)、BSジャパンで放送された「カディスの赤い星ギターコンサート」を観ました。スペインがお好きな方、ギターがお好きな方、ご覧になりましたか?
「カディスの赤い星」ってもしかして、あの?そう思った方、正解です。
小説「カディスの赤い星」の作者である作家 逢坂剛さんが企画されたギターのコンサートです。ご自身がお持ちの名器たちへの功徳として開いたコンサートだとおっしゃる。名器たちを、日本屈指のギタリストたちに演奏してもらうという趣向。

3名のギタリストが登場。私が知っていたのは唯一このギタリストだけ。クラシック・ギター界のアイドル的人気者、村治佳織さん。あとのお二方、一人はトレモロの技術が超人的で、指を動かす速さと音の響きに圧倒されたベテランの住田政男さん。日本を代表するフラメンコ・ギタリストだそうです。

そして、最後の一人が沖仁(おき じん)さん。彼の奏でるギターの音色が何とも美しく、その甘美な調べに痺れました。そして、パルマ(手をたたく人)とカンテ(歌い手)が加わると、リズムのとりかたやコンビネーションが絶妙で、フラメンコギターっていいものだと、しみじみ思ったんです。フラメンコというと、日本では踊りばかりが注目されて、歌やギターは二の次、あるいは、踊りの添え物の様に扱われているように感じます。
でも、違うと思うんですよね。踊りだけでは何も表現できない。何を踊っているかもわからない。歌やメロディー、ギター演奏ありきのフラメンコなのではないかと思います。むしろ踊りの方が添え物のように私は感じます。

さて、私はこの人のギターの演奏を、もっと聴いてみたいと思ったんです。「すばらしかったです。おわり」ではなく、さらに、もっと、他にも…と、欲張りに。それはつまり、私の好きなアーチストを発見した。ということです。
沖さんは、ギターの名手というだけではなく、作曲や編曲も手がける才能豊かな方。
コンサートで披露された、スペイン時代の師匠 セラニートさんの名がタイトルになった『Maestro Serranito(マエストロ・セラニート)』をはじめ、名曲ぞろい。後ほど、試聴していただきます

ここで、プロフィールを簡単にご紹介しておきましょう。14歳の時に独学でエレキ・ギターを始め、高校卒業後に、カナダで1年間クラシック・ギターを学ぶ。帰国後フラメンコ・ギターを本格的に学び始め、その後、本場スペインへ渡り、通算3年半の間、勉強したとのこと。2006年にメジャーデビュー。

ネットで情報収集していて知ったのですが、
テレビ番組「たけしの誰でもピカソ」でかつて、彼の『雨上がりのマーチ』がエンディングテーマ曲だったようですし、同様に、「地球街道」では、『夏のカクレガ』がエンディングテーマ曲だったようです。
いずれも「Nacimiento[ナシミエント]~誕生~」というアルバムに収録されています。

さらに、昨年出たアルバム「Respeto[レスペート]~十指一魂~」には、2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」で、本編の後に放送された「風林火山~紀行」バージョンのテーマ曲『風林火山~巡礼紀~』 が収録されています。放送に流れていたあのギター、沖さんが演奏されていたんですね。

私は一通り試聴して、とにかく早く、コンサートでは演奏されなかった曲を通しで聴きたかったので、
Familia』 :「Nacimiento[ナシミエント]」の10曲目
Pain & Joy (feat. Ana Salazar)』 :「Respeto[レスペート]」の4曲目
61+60』 :「Respeto[レスペート]」の9曲目
の3曲をiTuneseでダウンロード。

前述の
『雨上がりのマーチ』 :「Nacimiento[ナシミエント]」の2曲目
『夏のカクレガ』 :「Nacimiento[ナシミエント]」の3曲目
『Maestro Serranito(マエストロ・セラニート)』 :「Respeto[レスペート]」の5曲目
『風林火山~巡礼紀~』 :「Respeto[レスペート]」の10曲目です。

さぁ、皆さんには、どの曲が心に響くでしょうか?ご試聴ください。
 ・こちら「Nacimiento[ナシミエント]~誕生~」(東芝EMI) 
     「Respeto[レスペート]~十指一魂~」(東芝EMI) 

 ・参照沖仁日記(本人のブログ)
     沖仁のCD(amazon)

 ・関連記事今年もフラメンコギター・コンサート 
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音楽のある生活音楽

コメント

フラメンコ・ラブ!

オルサさん、こちらでは初めまして。いつも暖かい言葉に満ちた書き込みを頂いてありがとうございます。
オルサさんのブログ、いつも拝見していましたが(読み逃げすみません!)、ネットや本からの情報収集力がすばらしくて、いつも感服しております。
さて、フラメンコも沖さんも「カディスの赤い星」も、そしてスペインも大好きな私には、今回の話題はたまりません!15年以上前にフラメンコにはまって以来、私の関心はいつも踊りではなくギターでした。約10年前、アンダルシアにフラメンコ・タブラオと音楽を巡る旅に出かけましたが、その際も踊り手でなくギタリストの指ばかりをウットリと眺めていたほどで(笑)。
だけど、アンダルシアまで出かけなくても日本には素晴らしいギタリストが何人もいますね。日本人は元来何をやっても器用だったりしますが・・・

ギリシャから流れてきました。
ふっふっふ
ギターは好きですよ。
古典的な曲が好きです。
でも、ちょっといじっただけですから
詳しい奏法は知りません。
グラナドスやロドリーゴの曲はすばらしいと思っています。
どうぞよろしく。
今日もスマイル

mitraさん

感激です。初のご訪問ありがとうございます(我ながら、何だか商売人みたいな口調ですね)。
現在は、ペルシャ(イラン)便りを地球散歩に載せていらっしゃるmitraさんですが、10年前には、アンダルシアへフラメンコ・タブラオと音楽を巡る旅にいらしたんですか。とても情熱的!
私の初・生フラメンコは、何年か前に行ったスペイン旅行でのこと。旅行会社の団体旅行なので、アンダルシアではなくバルセロナの旅行者向けと思われるフラメンコショーがコースの中に入っていたものの、やはりアンダルシアのフラメンコを見ておきたいということで、オプションでグラナダのサクロモンテの洞窟住居でのショーを見に行きました。これも観光客向けなんでしょうが、フラメンコの真髄に触れられたように感じ、大変楽しめました。
その後、日本のCS放送でTVEの音楽番組を見ては、フラメンコあるいはフラメンコ風の歌や演奏に聞き入っていました。が、残念なことに放送が終わってしまい、フラメンコから離れていたここ数年。再び血が騒いできました。

kawazukiyoshiさんは

ご自分で演奏されるのですね。私は聴くの専門です。ギターもそうですが、弦楽器は何一つ弾けないので、弾ける方を尊敬してしまいます。

ロドリーゴのアランフエス協奏曲が大好きです。こんな曲が弾けたなら、一日中ギターを弾いていても飽きないだろうなと思います。
そして、「秋」は弦楽器の音色が特に心に響く季節です。チェロも大好き。

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